DVは見えないところで起こる犯罪です。

 ドメスティック・バイオレンス(DV)は、配偶者や恋人など親密な関係にある、又は、あった者から受ける暴力をいいます。

 DV加害者は、相手を様々な形の暴力で、自分の思い通りにしようとします。

 カップル間では、パートナーから暴力を受ける「デートDV」もあり、近年では、より一層の若年層化が進んでいるといわれています。

 

DVの特徴とは

 その多くは、家庭内の密室的な生活の場面で起こるため、他人に気づかれにくいものです。

 近年、相談件数等の増加から多くの方が被害を受けていていることが分かっており、暴力が長期にわたり繰り返されることで心身の健康を害してしまうケースもあります。

 心に傷を負うことで、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を引き起こしてしまう方も少なくありません。

 

DVの種類

  DVは、相手からの身体的暴力ばかりを指すのではありません。

  次のようなものも該当します。心当たりはありませんか?

 

○身体的暴力

  なぐる、ける、物を投げつける、つき飛ばす、首をしめる など

○精神的暴力

  どなる、暴言をはく、無視する、おどす など

○経済的暴力

  生活費を渡さない、借金をさせる、仕事を辞めさせる など

○社会的暴力

  行動を監視する、外出を制限する、友達付き合いをさせない など

○性的暴力

   性的行為を強要する、避妊に協力しない、無理やりポルノを見せる など

 

こんな思い込みはありませんか?

  ・相手が暴力を振るうのは自分のせいだ

  ・子どもの幸せのために、暴力を我慢しなければならない

  ・夫婦(恋人)だから、暴力さえ目をつぶればうまくいく

  ・パートナーが自分を束縛するのは、愛情表現だと思う

 

ひとりで我慢しないでください

 相手は、常に暴力を振るってくるわけではありません。

 ひどい暴力の後でも優しくされる時期があるため、もしかしたら優しさが続いて、このまま上手くやっていけるのではと期待してしまいがちです。

 しかし、ささいな事で相手が不機嫌になり、ついには暴言や暴力を振るうようになると、振るわれる側は緊張を強いられるようになります。

 この緊張が続くと、相手に対する恐怖から次第に「服従しなければ」と思い込むようになります。

 DVには様々な形があり、「加害者の暴力は繰り返される」といわれております。その暴力は、〔暴力の爆発期〕⇒〔優しくなるハネムーン期〕⇒〔緊張の蓄積期〕⇒〔暴力の爆発期〕のサイクル を繰り返すたびに、段々とエスカレートしていくとされています。

 

DVと子どもへの虐待 

 家庭内のDVを目にすることで、子どもの心は深く傷つきます。

 子ども自身が暴力を受けていなくても、『面前DV』として心理的虐待にあたります。

 こうした被害を受けた子どもは、「過度に緊張する」「暴力的になる」「不登校になる」など、様々なSOSを出してきます。

 周囲の大人たちは、少しでも早く子どもからのサインに気づくことが求められます。

 

ためらわずに相談を! まずは命を守る行動を! 

 独りで悩まないでください。そして、危険を感じたら迷わず逃げてください。

 暴力がエスカレートすれば、自分だけでなく、子どもや親族にも危害が及ぶことがあります。

 相談して、DVから逃げることが、あなたやあなたの大切な人を守ることにつながります。

★逃げるときに持ち出した方が良い物 (例)

  ・現金 ・預金通帳やキャッシュカード ・健康保険証 ・印鑑

  ・身分証明書(運転免許証やマイナンバーカード)

  ・持病の薬 ・暴力を証明できる診断書や日記

  ・大切にしている写真 ・知人や親せき等の電話番号リスト

  ・数日分の着替え

  

相談機関

 専門の相談機関です。秘密は厳守されます。

 ※緊急時は、迷わず☎110通報をしてください。

 警察相談専用電話  #9110
 DV相談ナビ  #8008
 女性人権ホットライン  0570-070-810
 とちぎ男女共同参画センタ ー 相談ルーム  028-665-8720
 那須烏山市 こども課  0287-88-7116