近年、児童虐待に関する相談件数は増加傾向にあり、全国的には、大切な子どもの命が奪われる悲しい事件も後を絶ちません。

 那須烏山市では、要保護児童対策協議会を設置し、関係機関(幼稚園・保育園・小中学校・児童相談所・警察署・医療機関等)と連携の元、児童虐待の防止・早期対応に努めています。

子育てについて悩みや不安を抱えている方は、ひとりで悩まずに、こども課等の関係機関にご相談ください。

 【子どもを健やかに育むために [1133KB pdfファイル] 】

 【子育て等相談窓口のご案内 [481KB pdfファイル] 】

 

児童虐待には次の種類があります

 児童虐待とは、子どもの人権を侵害し、心身の成長及び人格の形成に重大な影響を及ぼす行為であり、保護者が「しつけ」のつもりでも、その行為が心身を傷つける「有害」なものであれば、その行為は虐待になります。

身体的虐待

 殴る、蹴る、激しく揺さぶる、溺れさせる、家から締め出す、タバコを押しつける、熱湯をかける、首を絞める など

性的虐待

 性的行為を強要する、性的行為を見せる、ポルノグラフィ目的の被写体にする など

ネグレクト

 食事を与えない、不潔なままにする、家や車に子どもだけで放置する、ケガや病気をしても病院に連れて行かない など

心理的虐待

 言葉による脅し、無視、きょうだい間で差別的な扱いをする、子どもの目前で家族に暴力をふるう(兄弟への虐待や面前DV) など

 

「しつけ」と「虐待」の違いは

 「しつけ」とは、子どもが気持ちや行動を自分自身でコントロールできるように、子どものペースに寄り添って育てることです。

 「虐待」とは、保護者の都合や感情によって子どもを思いどおりにしようとする行為です。子どもは恐怖でその言動を一旦止めますが、なぜ叱られたのを理解できていないこともあり、また同じようなことが繰り返され、保護者の虐待は徐々にエスカレートしていきます。

 

子どもへの影響

 虐待を受けた子どもは、生命や身体の危険だけでなく、心身の健康的な成長を妨げたり、対人関係で困難を抱えたりと、将来にわたって深刻な影響を受けることがあります。

 また、虐待を受けた子どもは、心に深い傷を残すことになり、自分自身が親になった時に、虐待を繰り返してしまうこともあります。

 

【虐待による影響】

身体・知能の面

 知的発達の遅れ、愛情不足からくる発育不良 など

感情・精神面

 極度の自己嫌悪、自信や自尊心が持てない、感情や表情を出せない、パニック障がい、不安障がい など

行動・対人の面

 年相応の生活習慣が身につかない、相手との信頼関係がうまく築けない、コミュニケーション障がい、すぐに暴力をふるう、自分が親になってから虐待をする側になる など

 

児童虐待を発見したら

 虐待は家庭という密室で起こることから、発見が難しいものです。

 不自然さやちょっとおかしいと感じた時は、ためらわず通告(連絡)をお願いします。

 ○  連絡(通告)した人の秘密は守られます。

 ○  虐待「かもしれない」でも通告できます。

 ○  情報が間違っていても、罰則はありません。

 

虐待を受けている子どもからのサイン(SOS)

  ・ いつも泣きさけぶ声や、保護者の怒鳴り声が聞こえる

  ・ 説明がつかない傷、あざ、やけどがある

  ・ いつも汚れた服を着ている、体を不潔にしている

  ・ 自傷行為

  ・ おどおどしている、極度に大人の顔色をうかがう様子がある

  ・ 家に帰りたがらない、子どもだけで夜間に出歩いている

保護者からのサイン(SOS)

   ・ 子どもだけで家に置いたまま外出している

   ・ 子どもの養育に対して拒否的、無関心、求めに反応しない

   ・ 子どもに対してかんしゃくを起こす様子をよく見る

   ・ 人前で大きな声で怒る、殴る、蹴る

   ・ 予防接種や健診を受けさせない、虫歯がたくさんある

   ・ 子どもにケガや病気があっても病院に連れて行かない、不自然な説明をする

   ・ きょうだい間で極端に差別している

   ・ 理由もなく保育園や幼稚園、学校を休ませる

  

相談窓口

 那須烏山市こども課  ☎ 0287-88-7116
 栃木県 県北児童相談所  ☎ 0287-36-1058

 虐待対応ダイアル

 (児童相談所につながります。)

 ☎ 189 (いちはやく)

   通話無料・24時間対応