那須烏山市公共施設等総合管理計画(原案)へのご意見

 意見募集を行った結果、21件のご意見をいただきました。貴重なご意見ありがとうございました。提出いただいたご意見等をもとに十分な検討を行い、市の考え方を次のとおりまとめました。

No 区分 意見・提言等 意見・提言等 市の考え方
    

本編61P

図書館の対応方針
  

・図書館の一元化には反対です。烏山地区にも図書館は必要です。

① 図書・雑誌・新聞等の出版物は、知識と文化の有力な流通手段であり、将来、人々の文化遺産になります。これら様々出版物を収集・保存し、すべての人々に提供するのが図書館の基本的な役割です。

② 基本的にどこでも図書館サービスを受けられるよう図書館設置の促進が必要とされており、中学校区などの生活圏に整備することが必要とされています(文部科学省より)。特に烏山図書館の学習室は、烏山高校生や烏山中学生が大勢利用しており、また烏山地区の高齢者も利用しています。これらの利用者は近くに公共図書館があるからこそ利用が可能であり、南那須地区への一元化は図書館の基本的なあり方にも反しているように思えます。

③ 財源的に維持管理が大変なことは分かりますが、図書館を核としたまちづくりや地域の振興、活性化を図り、施設配置の地域間格差が生じないようにしてください。

最低でも、烏山地区で新聞、雑誌の閲覧、図書の貸し出し等がスペースの確保、学習室の現状維持。これらは、文化教養機能に加え、烏山地区の「街」としての基本的な必須の機能として必要なものだと思います。
  

・昭和52年に整備された烏山図書館は、大規模修繕が必要となる建築後30年を大きく超え、老朽化が著しい状況です。また、法律に基づく耐震基準を満たしておらず、災害時における安全性の確保が大きな課題となっています。

・現烏山図書館を継続する場合には、耐震補強工事と併せ大規模修繕が必須となります。非常に多額の工事費用が見込まれる一方、建築後40年が経過しており、耐震・大規模工事等を実施したとしても、長期的に利用することは困難と考えられ、抜本的な見直しを含めた検討が必要となっております。

・そこで、烏山地区に散在する老朽化した公共施設(公民館・こども館等の子育て支援施設・図書館等)について、それぞれの機能を集約のうえ複合化・多機能化することで、子供からお年寄りに至るまで利用し易いコンパクトな環境を整備することが効果的であると考えております。

・この複合施設の1機能として、烏山図書館の代替機能を設置することにより、烏山地区の利用者にも不便をきたすことが無いように配慮することとしており、烏山地区から図書館機能を無くすことは想定していません。

・現烏山図書館の代替機能の設置に向けては、拙速な統廃合ではなく、南那須図書館との役割分担を含め、市民の方々の意見を十分に踏まえながら検討していく考えです。

・以上のことを踏まえ、次のとおり「今後の方針」について修正します。
      

・烏山図書館がなくなってしまうと不便になってしまうので無くさないで欲しい。烏山図書館がなくなってしまうと、毎回南那須図書館に行くことになって、お年寄りの方が大変になってしまうのではないかと思います。

・建物も直すところがたくさんあるように感じます。建物の強化のことも考えた方が良いかと思います。

 

 

・旧烏山町に図書館がなくなると聞いて、おかしいのではないか。子どもや年寄り、また高校生がいるのに町に無くなるのは困ります。誰もがみんな車を持っているばかりではないので。

 

【修正前】

◇烏山図書館は、図書館の一元化に向け、南那須図書館への統合を検討します。統合に際しては、烏山地区の利用者に不便を来たさぬよう図書館窓口等の代替機能の設置に配慮します。

◇用途廃止後の烏山図書館については、効果的な利活用に向けた検討を行います。

◇南那須図書館は、指定管理者との連絡・調整を強化し、施設の有効活用に向けた経費削減やサービスの向上に努めるとともに、計画的な維持管理による長寿命化を図ります。

 

【修正後】

◇烏山図書館は、図書館の一元化に向け、南那須図書館への統合を検討します。統合に際しては、南那須図書館との役割分担について検討するとともに、複数公共施設の機能を集約した複合・多機能型施設の中の1機能として、烏山図書館の代替機能を設置することにより、烏山地区の利用者に不便を来たさぬよう配慮します。

◇南那須図書館は、指定管理者との連絡・調整を強化し、施設の有効活用に向けた経費削減やサービスの向上に努めるとともに、計画的な維持管理による長寿命化を図ります。
   

・私は幼い頃から烏山図書館を利用し、中学・高校の頃はテスト勉強や受験勉強で毎日のように利用していました。今では成人し、確かに利用する機会は減りましたが、知り合いの子供たちが今日図書館に行ったよ!!」などと話を聞くと、上手く言えませんが少しホッコリする気持ちになれます。私は、この市に住んで約20数年経ちますが、その間に私は幼稚園、町民プールがなくなる経験をしました。思い出の場所が無くなる事は悲しいですが、今一番利用したい子供たちが使えないことが一番悲しいことだと思います。大人が子供たちの健やかな成長を願うのは当然のことではないでしょうか?市全体でも将来を担う子供たちの成長を見守るのは当然のことではないでしょうか?それなのに、幼稚園を無くし、健康な体づくりができるプールを無くし、しまいに本を読んだり勉強することのできる図書館を無くそうなんて…。正直、今のこの市に未来が見えません。本当に市民を考えている議員さんならこんなことを発言しません。予算、予算というなら、議員さんの給料を減らしたらどうでしょう?そして変に新しいものを作るのではなく、今あるものをもっとより良くしようと考えてみてはどうでしょう?市民の代表である市議の方々がこんな考えの人たちで幻滅しました。自分が子どもを生んだら、この市で育てたいと思いません。市民を大切に思うなら考え直すべきです。

  ・週に1回程度、図書館を利用しています。他町から転居してきて、文化的施設の少ない当市の中で図書館は唯一の楽しめる場所でもあります。南那須図書館に統合されてしまうと、これから老齢化で、車等が利用できなくなると遠方まで出かけることが不自由になります。是非、図書館の存続をお願いします。
    

・烏山図書館が老朽化を理由に、南那須図書館に統合する方向で検討するとあり、1月28日付の議会だよりに「統廃合を早期に進めるよう強く要望する」と議員の質問記事がありました。

・しかし、図書館は地域のコミュニティとして多くの役割を果たしている場所です。市に1箇所あれば良いというものではありません。

・現在の烏山図書館は、指定管理になってから大きく変わりました。祝祭日も年末年始以外は開館しており、時間も19時までとなり全ての人々に利用し易くなりました。子供たちにも年間を通じて楽しい行事が用意されており、学習室では沢山の学生が勉強しています。幼児から老人まで、職員方が利用者中心に対応してくれるため、市民皆の憩いの場所にもなっています。

・一元化した場合、利用者に不便を来たさぬ様配慮するとありますが信じられません。窓口だけあって本を貸し出せば良いというものではありません。例えば、先日私が居たとき、保育園児たちが先生と一緒に訪れて公共の場での行動を学んでいるのを目にし、微笑ましく、将来を担う子供たちが心身ともに健やかな人間に育てていくのも図書館の役割の一つです。

・これまでに市は、烏山地区から子どもに必要な施設を4箇所撤去しています。そして今回、図書館まで。市の総合計画の中で、「安心して暮らせる思いやりのある街づくり」と謳っているが、これでは安心して子育てできません。

・最後に、市民の代表である議員さん、議会だよりにも「市民の声に耳を傾け住みよい町づくりを目指します」と書きましたね。財政難と言うなら、今やるべきことは、ユネスコ無形文化遺産等と浮かれていないで、市民生活に目を向け、これからの子どもたちのために働いてください。お願いします。
    

・烏山図書館を無くされてしまうと本当に困ります。南那須図書館までわざわざ周辺に華やかな施設も無いのに行きません。過疎化がどんどん進んで、高齢者が更に多くなり読書を趣味にしている、又はしようとする高齢者は置いてけぼりになってしまいます。

・放課後に勉強するため利用する高校生の気持ち等はどうでもいいのでしょうか?
  ・烏山図書館の統合については反対です。烏山図書館の学習スペースを利用する高校生や中学生が南那須まで行くのは大変です。車の乗れない年配の方々がゆっくり図書館で本を読んで過ごすことが困難だと思います。烏山図書館の存続を望みます。
  ・高校が休校や長期休業中だった場合、図書館の学習室を利用していました。施設が無くなったら烏山では学習スペースがありません。いったいどうしたらいいのですか?
10 ・定住者の確保等を図る上で、市(町)の必須条件として、公共施設の充実があります。本の販売店(内容を含む)が少ない当市の中心市街地において、烏山地区にある当図書館の役割は重要であり、小・中・高生利用促進を図るなど、施設の充実を図るべきであり、廃止は考えられない。
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・図書館の醍醐味は、本棚をまわり、実際に手にとって確認する。ブラウジングできることだと思います。又、図書館には単なる本の貸し借りの場所だけでなく、市民の居場所としても使われています。

・苦しい財政事情もコンパクトシティの理念も良く分かりますが、もう少し知恵を出し合うことはできないでしょうか?烏山図書館を残して欲しい。切に望みます。
12 ・図書館に来て料理の本や雑誌などを見るだけでも楽しい。烏山図書館がなくなり、南那須図書館だけになるのはとても不便なので統合はしないで欲しい。
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・図書館の現状と課題を拝読すると、両図書館ともに貸出利用者、冊数とも増加傾向にあり、また烏山図書館に併設される学習室は多くの学生が利用していると記されているにも関わらず、老朽化を理由に、烏山図書館を南那須図書館に統合しなくしてしまうことは疑問を感じる。

・烏山図書館には、その他にも近隣の高齢者、また幼児を連れた保護者を見かけることが多く、窓口等、代替え機能の配置では、どの程度の補完が出来るか甚だ疑問である。

・図書館は地域コミュニティの一部として、多くの役割を果たしている。今後少子高齢化が進む地域にとっては、欠くべからざる存在となる。市に1箇所あるからそれで結構ということにはならない。伝統文化の保全、将来を担う心身ともに健やかな人を育てるのは、身近な図書館等になる。

・昨年、鎌倉図書館司書のツイートが話題となった。「もうすぐ二学期、学校が始まるのが死ぬほど辛い子は、学校を休んで図書館にいらっしゃい。」受け入れ寄り添い、子どもの逃げ場所となれるのも、身近にあってこそ。

・近年、旧烏山地区からは、スポーツ施設(プール、武道館)が一元化という方針のもとに、撤去されている。また体育館は、烏山、野上、興野、荒川の4館を統合再編による集約化を図るとなっているが、それについても旧烏山地区から、文化、スポーツ施設がいずれ皆無になってしまうのではと危惧している。

・市の総合計画基本構想の中で、「人と文化を育むふれあいの街づくり」「安心して暮らせる思いやりのある街づくり」と掲げているが、無駄のない自律的行政運営、施設の一元化と称し削っていくのは、その理念から外れているのではと思慮される。

・このやり方で、果たして人と文化を育むふれあいの街づくりができるのだろうか?予算削減を図るのであれば、いっそ議員を半減してはいかがか?無駄な予算削減に有効かと思う。
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・烏山図書館の存続について希望。活字離れが危惧される中、その流れに乗ってしまうかの考えにかなり驚いている。近くの高校・中学・小学・幼稚園・保育園に意見は問うのだろうか?

・貸し借りの窓口さえあれば良いのか。自分の足で館に行き、沢山ある本の中から本を選ぶ権利を奪わないで欲しい。

・本を広げて子供たちが語らう場所を奪わないで欲しい。社会の交流の場を奪わないで欲しい。
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・旧烏山町内は、歴史的にも文化的にも当地方(当市ではない)の中心である。その文化のバロメーターの1つである図書館が無くなり、大金の草むらに移ることは驚きであると同時に、市政の異様さを感じざるを得ない。

・歴史、文化を壊せば、再び立て直すことは難しいと思う。正に文化の1つである図書館(烏山)を廃止、何故か大金(南那須)に蔵書を持っていってしまう愚かな計画に反対する。

16

 

・図書館は従来の所にあって欲しい。文化は金でも買えない。

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・「統合」という言葉で片付けられる件ではないと思います。H28年度の計画では、烏山地区は「窓口業務だけを残す」というだけですよね。それだけ残されても、図書館としての機能はしません。利用者は、本の貸借だけでなく、これから未来ある子ども達の学習スペースや、お一人暮らしの高齢者が自分の足で行くことができる唯一の公共スペースなのです。それを簡単に取り上げられる。市民の気持ちを考えての判断なのでしょうか?

・「那須烏山市」となって、烏山地区の文化施設が老朽化ということもあり片付けられてしまっているようで残念でありません。これからの子ども達が集まる場所は、コンビ二ではなく、図書館のような文化施設に集まれるような市でなければ、人口流出は防げないと思います。

・公共の学習スペースが無くなる市町村なんて残念な限りです。 
18 抜粋版1・5P

庁舎整備の対応方針


 

 自主財源比率が最下位という不名誉な状況を脱却したいというモチベーションがもしもあるのであれば まちづくりの拠点だから必要という情緒的な説明ではなく 耐震工事をした場合はいくら これに対しすべて作り替えた方がコストも割安であるし せっかく造るのであれば、例えば素晴らしい世界中探してもどこにもないようなデザインの建物を造ると約束するので完成したあかつきにはこのくらいの観光客が増えてこれくらいの経済効果が得られる だから 耐震工事を行うよりもトータルでは圧倒的なメリットがある!! 等のだれもが納得をする説明をして頂けませんか? 私にそれだけの知見があれば検討をしますが(やれと言われればやりますが) 当然貴方方も 冒頭の不名誉な状況を脱したいというモチベーションはおありでしょうから当然のこと検討資料があるはずでそれをお見せ頂ければよいだけのことと存じます。

  

・東日本大震災の発生を受けて実施した烏山庁舎及び南那須庁舎の耐震診断調査の結果、両庁舎とも耐震性に問題があるとの指摘を受けました。その後に実施した詳細調査では、コンクリートの中性化や設備の老朽化が著しく、耐震補強工事等を実施しても長期的な利用は困難であり、建替え等の抜本的対応が必要である旨が報告されました。なお、現両庁舎を耐震補強した場合の工事費用と庁舎を一元化した新庁舎を整備する場合の工事費用(必要最低限の機能を有することを前提・外構工事除く)を比較しても、金額的に大きな差は無いとの検証結果が得られております。

・こうした検証結果を踏まえ、合併20周年となる2025年度を目途に、財源の確保を図りながら庁舎を一元化した本庁舎の整備を目指す計画です。
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まちづくりの拠点だからといって 箱が変われば中身が変わるはずもなくきちんとハード(箱)とソフト(人)の両面で考えないと税金の無駄遣いになりませんか?つまり まちづくりの拠点だからお金を掛けるという短絡的なものではなくもっと具体的に「深く」考えて頂きたいと思っています。例えば まちづくりの拠点として どんな施策があり そのスタッフをどう準備をし、どのようなやり方で取り組んでいくのか そのために 箱である庁舎はこのような整備が必要なので(新設するのであれば)今回新設するのであるとお答え頂きたい。新設しない場合 耐震性の補強は必要ですからやっていただくことについてなんの問題もありません。私見ですが「箱」のことを考える前に 「人」取り組み方やその手法を考えることが優先だと思います。たとえば「フューチャーセンター」という考え方や場はとても有益なのでご検討されるとよいと思います。 

  

・「庁舎整備=ハード(箱)整備」と捉えられがちですが、効果的な“まちづくり”を進めていく上で、庁舎の位置づけは非常に重要です。庁舎については、旧烏山町と旧南那須町の合併時に締結した合併協定基本4項目の1つに位置づけられ、平成24年度までに本庁舎を整備する計画でありました。そして、本庁舎を拠点に公共施設の再編再配置、道路や公共交通といったネットワークの構築による「賑わいと活力の創出」を図るビジョンを描いております。

・しかし、東日本大震災の影響等により本庁舎の整備が先送りとなり、ビジョンに基づくまちづくりも停滞しています。

・震災からの復旧・復興にも一定の目処が付いたことから、まちづくりを支えるマンパワーや仕組みといったソフト面での充実にも配慮しながら市民活動センター等の機能を併設した本庁舎の整備について検討を進める予定です。
20  本編58P

・無駄なハコモノが増えて不快である。他市町村の施設を供用すべき。予算の削減に繋がる。

  

・厳しい財政状況を踏まえますと、新たなハコモノ(建築物系公共施設)の整備はなかなか難しい状況です。既存施設の有効活用を視野に入れ、施設の統廃合を進めながら集約化、複合化、多機能化を進めることといたします。

・併せて、他市町村が保有する公共施設の広域的な利活用については非常に有効な手段の1つと考えています。
21  その他   

・市発展の礎として考えます時、大正12年開通の烏山線の始発駅「烏山駅」前の再開発こそ、人口減少・高齢化社会に向け、「まち・ひと・しごと創生推進」を考えた場合、各種の「伝統文化」「歴史的遺産」のある那須烏山市の場合、駅前の再開発こそが究極の極みであると考えます。

・一例として、現在の「山あげ会館」を駅前に移築又は新築し、市観光の拠点とし、今と同じように「山あげ祭」のビデオ放映や数ある市内観光場所へ容易に行ける案内書の設置、地元農産物の販売所や観光土産品の販売書、若者と高齢者が語り合えるサロン等、一元化した「道の駅」の新設があれば、コンパクトシティの「まちづくり」の拠点が出来るものと期待するものであります。
  

・JR烏山駅については、本市が目指すコンパクトシティに必要不可欠な「道路」及び「公共交通ネットワーク」の拠点であるとともに、鉄道による来訪者の玄関口です。

・現在は、多目的広場や観光案内所、公衆用トイレを整備のうえ、商店街や企業、地域で活躍する各種団体等が自由に活動できる「おもてなし空間」として利用しています。

・一方、JR烏山駅前については、都市再生整備による中心市街地の活性化だけでなく、公共施設を集約したコンパクトシティの実現に適した優良地であります。

・今後は、地域住民や企業、行政、議会等からの意見を踏まえながら、都市基盤整備計画(仮称)を策定のうえ、具体的な整備ビジョンを検討していくこととしています。