指定文化財

木造 不動明王立像

市指定有形 彫刻

58 木像不動明王立像.jpg

 木像は、桧材、寄木造、玉眼嵌入、右手に宝剣、左手に羂索けんさくを持ち、右足をやや前にして岩座上に直立する憤怒形相ふんぬぎょうそう不動明王像ふどうみょうおうぞうです。安楽寺の本尊とされていたこの像は、銘文から室町末期の元亀げんき4年(1573)の造像で、当地方における重要な基準作例となっています。現状は、修理の手(江戸末期及び昭和61年)が入り、玉眼、宝剣、羂索、環、分銅が補作され、像には錆漆さびうるし仕上げ、光背、台座には極彩色仕上げが施されています。

  • 指定番号:有第6号
  • 指定年月日:平成4年6月24日
  • 所在地:那須烏山市田野倉
  • 所有者・管理者:安楽寺
  • 形状・寸法:像高65.7cm

 

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは生涯学習課 文化財グループです。

南那須庁舎2階 〒321-0595 栃木県那須烏山市大金240

電話番号:0287-88-6223 ファクス番号:0287-88-2027

メールでのお問い合わせはこちら

アンケート

那須烏山市ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。

Q.このページはお役に立ちましたか?