銅造 千手観音菩薩立像
市指定有形 彫刻
本像の材質は銅、一鋳仕上げで黒色です。両側面に脇手をつくり、腹前で合掌手や定印手を結んでいます。裳の両脇部にU字状の衣文、背面も左肩から右脇に法衣をたすき状にかけ、腰から足元にかけても裳のたれさがりが三条波形につくられています。顔部の目・鼻・口はタガネで造形されていて、小像であるが丁寧な作です。制作年代は、室町時代と思われます。本像は、所有者宅に伝来し、宝泉院の跡地近辺から出土したと伝えられてきました。
- 指定番号:第98号
- 指定年月日:平成元年3月3日
- 所在地:那須烏山市興野
- 所有者・管理者:個人
- 形状・寸法:像高4.4cm
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- 2022年11月4日
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