銅像 聖観音菩薩立像
市指定有形 彫刻
本像は、大正14年(1925)頃当時の畑の所有者が、耕作中に発見した金銅仏です。以来誕生仏として4月8日に毎年念仏供養していたということです。火災に遭ったものとみられ、表面全体は甚だしく損傷しています。首はやや猪首で、胸から胴にかけての張りはさほどではありませんが、胸には瓔珞らしき跡があります。左手は曲げて掌を前に向け、右手はゆるやかに下げています。足は、重心を左足にかけ、右足を軽く前に出して動きのある姿を示しています。足下には台座に差し込むためのほぞがあります。制作年代は、平安期以前のものと考えられます。
- 指定番号:第63号
- 指定年月日:昭和49年3月19日
- 所在地:那須烏山市大桶
- 所有者・管理者:個人
- 形状・寸法:像高10cm、重量160g
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- 2022年11月4日
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