銅造 聖観音菩薩立像
市指定有形 彫刻
本像は、明治42年(1909)に土中より発掘されたものです。出土場所は、個人の宅地内でしたが、隣接する耕地一帯を薬師堂と称していました。火災に遭ったものと思われ、表面には著しい損傷が認められます。胸から胴にかけての張りはさほどなく、胴が非常に細く絞られています。また、台座に差し込むためのほぞが付いています。一鋳で仕上げられた像で、渡来仏の可能性もありますが、我が国金銅仏としても、白鳳期か奈良時代前期のものであろうと言われています。
- 指定番号:第34号
- 指定年月日:昭和42年7月24日
- 所在地:那須烏山市白久
- 所有者・管理者:個人
- 形状・寸法:像高21cm
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- 2022年11月4日
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