指定文化財

木造 薬師如来坐像

県指定有形 彫刻

12 木造 薬師如来坐像(安楽寺).jpg

 本像はもと薬師堂内にありましたが、現在は本堂の本尊として安置されています。本像は定朝様じょうちょうようの平安仏で、桧材による一木割矧造いちぼくわりはぎづくり玉眼嵌入ぎょくがんかんにゅうで、江戸期に一度漆箔しっぱくとなり、右肘などが修理されています。昭和の修理により、右肘等が新補され、全体に古色仕上げとなりました。台座・光背等もこの期の新調ですが、当初の姿をとどめていて、大変貴重な仏像と言えます。なお、本像は行基菩薩作との言い伝えがあります。

  • 指定番号:有第586号
  • 指定年月日:昭和62年8月18日
  • 所在地:那須烏山市田野倉
  • 所有者・管理者:安楽寺
  • 形状・寸法:像高54.1cm

 

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