木造 千手観音菩薩立像
県指定有形 彫刻
本像は、太平寺の本尊で頭頂の化仏から合掌手・宝鉢手(2組の両腕は鉈彫)を含んで足元までを一本の榧木から彫り出しています。左右の多臂の手と両足を矧ぎ寄せ、背面は頭部から地付部近くまでを内刳して背板をあて、像表面に胡粉または白土を塗って、素朴な筆致で瓔珞や丸文を描いています。本像は、地方の仏師か寺僧の手になったもので、室町時代前後頃の作と考えられます。
- 指定番号:有第244号
- 指定年月日:昭和44年4月25日
- 所在地:那須烏山市滝
- 所有者・管理者:太平寺/宝蔵寺(宇都宮市)
- 形状・寸法:像高228cm
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- 2022年11月7日
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