市指定有形 工芸品
文化6年(1809)2月の制作です。反りは腰反り、鎬造、庵棟、鍛えは無地風で流れごころ、波紋は涛乱刃、佩表6.7寸の所に沸くずれがあります。帽子は中鋒、中心は栗尻で生ぶ中心、目釘孔1ヶ所、鑢目は横手です。作者の一心斎貫は、山形藩刀工水心子正秀の門下で、烏山藩刀工として江戸時代後期、文化年間(1804~1818)頃に活躍した人物です。この刀は、郷土刀工の在銘で非常に出来が良く、磨き削られてなく保存状態も極めてよい優品です。佐藤寒山(元東京国立博物館刀剣室長)の鞘書きがあり、日本刀剣保存協会の特別貴重刀剣認定も受けた作品です。
- 指定番号:第112号
- 指定年月日:平成9年11月17日
- 所在地:那須烏山市金井
- 所有者・管理者:個人
- 形状・寸法:長さ73.3cm
