是貞房浄因之図

市指定有形 絵画

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 この絵は、室町末期~江戸初期頃の作品と考えられます。描かれているのは親鸞の室玉日媛たまひひめ(九条兼実の娘で後の恵信尼)に供奉ぐぶした池田是貞(法名 是貞房浄因ぜじょうぼうじょういん)と伝えられています。ただし、恵信尼は玉日媛とは別人とする説もあります。江戸末期に法康寺が建立される際、茨城県上稲田(現笠間市)の西念寺から移されたものと言われています。顔つきは細線でていねいに描かれており、衣文線えもんせんは太めの均一の線で描き、薄墨を用いて隈取りをつけ、無地の袖衣を墨の濃淡によって量感を表すなど、優れた人物像です。なお、唇には薄く朱彩が施され、手にしている数珠も一般的には黒または白線等が用いられますが、この図は弁柄べんがらを用いて赤く表現されている珍しいものです。

  • 指定番号:有第4号
  • 指定年月日:平成4年6月24日
  • 所在地:那須烏山市鴻野山
  • 所有者・管理者:法康寺
  • 形状・寸法:紙本淡彩、縦56.5cm、横30.6cm

 

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  • 【ID】P-1664
  • 2022年11月4日
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