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社会福祉法人敬愛会(企業の魅力発信事業 インタビュー動画・記事)

企業の魅力発信事業 インタビュー

社会福祉法人敬愛会(那須烏山市滝田1867-3) 医療、福祉業

 

 

“プラスクオリティ”をスローガンに掲げ、地域に根差した様々な事業を展開する社会福祉法人敬愛会。
今回滝田理事長と3名のスタッフの皆さんにお話を伺いました。

 

自己紹介をお願いします。

敬愛会の理事長の滝田勇人と申します。

敬愛会(1)

学生時代は家庭教師のアルバイトに打ち込み、情報の正しい伝え方、コミュニケーションの取り方について学んだと話す滝田理事長

 

学生時代は漠然と教育者になりたいと考えていましたが、初代理事長の祖父の勧めもあり、福祉の道に進むことになりました。令和7年現在、理事長に着任して8年目になります。

 

続いて敬愛会の紹介をお願いします。

敬愛会は一言でいうと「熱い会社」ですね。年々社会は成熟して便利になっていきますが、福祉の観点から見ると、生きづらさを感じる社会にもなってきています。敬愛会には生きるうえで課題を抱える方の役に立ちたいという想いを持った職員がたくさん活躍しています。諦めないで良い支援を行っていく情熱こそが私たちの1番の形容詞になるかと思います。

敬愛会(2)

令和7年4月から市貝町で営業を行う複合施設“すぎやまてらす”

 

具体的な事業としては、高齢者介護事業、そして保育事業、さらには障害関連事業を7拠点。合計20の事業を展開しています。
経営理念として「輝くみらいをデザインする」を掲げ、日々事業に取り組んでいます。

今回取材受け入れをしている「リエゾンコミュニティラボ」は地域と我々法人をつなぐ複合型拠点として令和元年にオープンしました。最近ではマルシェイベントなどの開催を通じて、高齢者の方から小さな赤ちゃん連れの方々にお越しいただいています。

敬愛会(3)

敬愛会(3)-2

そこから必要な支援に繋がるケースもあるので、地域事業は今後も増やしていきたいと考えています。

 

活躍している従業員について教えてください。

敬愛会では、従業員は150人を超える職員が働いております。平均年齢は46歳で、約7割が女性です。
20代から60代の職員がほぼ均等に在籍しています。

 

敬愛会がこれから目指す目標について教えてください。

利用者様にとっての栃木県内ナンバーワンの社会福祉法人になりたいと思っています。
そのためにも、挑戦することを諦めない、今その姿勢を貫ける人物を特に強く求めております。
加えて改善のために変化するということを好めること。
この2つの点に共感できる方に、是非敬愛会で活躍してもらいたいと考えています。

敬愛会(4)

 

学生に身につけてもらいたいことはありますか。

考える力を身につけてもらいたいです。
福祉の現場は、基本的には答えの出ないことと永遠に向き合い続ける仕事です。
諦めずに考え行動する精神を学生生活の中で身につけていただきたいなと思います。

敬愛会(5)

若者へのメッセージ

社会にある仕事は必ず誰かの役に立っていると思うんです。その中でも我々の取り組む福祉の仕事は、地域社会に直接価値を届けることができる大変やりがいのある仕事です。だからこそ諦めない心や考える気持ちを学生のうちに養い、我々のような社会福祉の現場に少しでも多くの志がある若者がその門を開いてくれることを心待ちにしております。

 

続いて保育、高齢者福祉、障害者福祉それぞれの事業で活躍する3名の従業員からお話を伺いました。

自己紹介をお願いします。

  • 髙橋さん

市貝町で新事業としてスタートしたすぎやまてらす保育園のチームリーダーの髙橋綾と申します。
出身は市貝出身で、令和6年に入職しました。

子供のころから14歳離れたいとこの面倒を見ていたことがきっかけで、幼児教育に関心を持ち保育士になりました。

敬愛会(6)

学生時代は児童文化サークルでショーの企画運営に打ち込んだと話す髙橋さん

 

  • 駒﨑さん

特別養護老人ホームてんまりの杜で介護職員として勤務している駒﨑梨紗と申します。
那須烏山市出身で、勤続年数は今年で3年目になります。

敬愛会(7)

学生時代は弓道に打ち込み、大会に向けて日々練習に取り組んでおりました。
武道に打ち込んだことで、礼儀作法や言葉遣いなどを学べたかなと思います。

 

  • 廣田さん

廣田沙織と申します。就労継続支援A型事業所ビストロ ペールド ヴォーテで生活支援員をしております。

敬愛会(8)

茨城から結婚を機に那須烏山市に移住し、子育てしながらお仕事をしています。
福祉に興味を持ったきっかけは、高校時代の時に参加した障害者のデイサービスのイベントのボランティアでした。
当時障害を持つ方との出会いに当時衝撃を受けたことと、この方々と保護者の暮らしや支援に興味が湧き、その道の大学に進みました。

 

就職のきっかけについて教えてください。

  • 髙橋さん

地元である市貝町で新しい保育園ができるということで応募しました。今まで保育士として20年以上働いてきましたが、そのスキルを生かして新しい保育園をみんなで作っていけることがとてもうれしかったのを覚えています。

令和6年4月開園にあたり、人や資材の引っ越しや園舎の園庭設備など取り組んできました。
他の部署の方が、忙しい中でも手伝いに来てくださって、みんなで助け合ってつくりあげていく組織なんだと感じました。

敬愛会(9)

  • 駒﨑さん

中学生時代に老人ホームで職場体験をした経験から、介護という仕事に元々興味がありました。
別業種からの転職を検討していたときに敬愛会で働く友人の勧めがあり、就職を決めました。

実際に介護の仕事をしてみて、結構体力を使う仕事だと感じましたね。
ですが、利用者様とたくさんコミュニケーションが取れて、日々一緒に生活する中で心が温かくなり、楽しく仕事が出来ているなと感じます。

 

  • 廣田さん

地元でも同じ障害福祉の仕事をしていました。那須烏山市への転居後に、違う業種の仕事に就いたこともありましたが、やはり福祉の仕事がしたいと思ったときに敬愛会とご縁があり、入職させていただきました。
意見や疑問をお互いに言い合える環境なので働きやすいです。

 

それぞれが担当しているお仕事について教えてください。

  • 髙橋さん

私は保育園のチームリーダーをしているので、1日の予定を確認して職員に伝達したり、子供たちの様子について報告を受けて対応したりしています。

敬愛会(10)

そのあと、子供たちと一緒に遊んだり、書類作成をしたり、あとは先生たちの困ってる時があったらヘルプに入ったりして1日が過ぎていきます。シフトでは早番がありまして、早番は7時から16時まで。普通番は8時半から17時半まで。遅番は9時から6時までになっております。

 

  • 駒﨑さん

介護の仕事では、主に食事、排泄、清掃、リネン交換など、入居者様の生活全般のお手伝いをさせていただいております。特別養護老人ホームというところでは、介護度3(日常活動で介助が必要な方)以上の方が入居されていまして、ご高齢の方だけでなく、50代くらいの方も入居されていらっしゃいます。

敬愛会(11)

早番の6時50分から15時50分までの勤務と、日勤の10時から19時、遅番の13時10分から22時10分までの勤務と、夜勤の22時から翌朝7時までの勤務がありまして、こちらの三交代で一日の勤務を行っております。

 

  • 廣田さん

就労継続支援A型というのは、障害を持った方に仕事をする場を提供する福祉サービスで、レストランを利用者の方と一緒に営業しています。ご利用者の方に仕事を教えたり、継続的に仕事に通えるようにするための環境づくりや、体調を整えていただくなどのアドバイスなどもしています。

敬愛会(12)

敬愛会(12)-2

9時に出勤して、ご利用者の方、他の職員と一緒に朝のミーティングを行い、11時のレストランオープンに向けて仕込みなどをしていきます。レストランが14時半に閉店しますので、そこから閉め作業をしまして、ご利用者さんは15時には退勤になります。そこから送迎や買い出しに行ったり、日報作成を行って16時に退勤しています。

 

仕事のやりがいについて教えてください。

  • 髙橋さん

「何々できたよ。すごいでしょ」って子供たちが話してくれるですが、成長を感じるたびに、とてもやりがいのある仕事だなと感じています。幼少期6歳までのとても大事な時期を毎日ほぼ一緒に過ごしているので、子供たちがいろんな経験ができるように、保護者の方には安心していただけるように責任感をもって仕事をしています。

 

  • 駒﨑さん

やはりご利用者様の方にありがとうと言っていただけたり、笑顔になってもらえた瞬間にやりがいを感じます。
一方で生活介助は食事をとっても、服薬の1つをとっても、健康安全面での責任が重大なので、慎重に仕事を行う必要があると感じます。

 

  • 廣田さん

最初はできなかった作業が少しずつできるようになったり、ここに通うことでご自分に自信がついてきたかなって思ったような時、そういった場面には、やっぱり支援員として諦めずに支援を続けてきて良かったなって思います。

敬愛会(13)

 

これから社会人になる若者へのメッセージをお願いします。

  • 髙橋さん

保育の仕事は、やっぱり子供たちの笑顔や成長を感じた時にとってもやりがいのある、とても素敵な仕事だと思います。
自分の得意なことを活かしながら、子供たちの笑顔に囲まれて働ける素敵なお仕事だと思いますので、皆さんにも目指していただけたらなと思います。

 

  • 駒﨑さん

介護は体力が必要な仕事でもあるので、大変そうだと感じている方も多いかと思います。ですが、ご利用者様からのありがとうという言葉をいただけたり、笑顔をもらうことでやりがいを感じられるお仕事です。誰かの役に立つ仕事がしたい方、コミュニケーションを取ることが好きな方には介護の仕事を勧めたいです。

 

  • 廣田さん

きちんと学んで、たくさん遊んで、行ってみたい場所へ行って、失敗も含めて今しかできない色々な経験をたくさんしてみてください。どんな経験でも社会に出てから役に立つと思います。

 

敬愛会(14)

取材を通して、社会貢献の想いと従業員の働きがいを大切にしながら地域に開かれた魅力ある福祉事業として挑戦し続ける姿勢を感じることができました。

お忙しい中ご協力いただきありがとうございました。

 

▽今回取材を受け入れてくださった社会福祉法人敬愛会の詳細はこちら

https://keiaikai-nasukarasuyama.com/

 

令和7年3月取材
文責 NPO法人クロスアクション

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは商工観光課 商工振興グループです。

烏山庁舎1階 〒321-0692 栃木県那須烏山市中央1-1-1

電話番号:0287-83-1115 ファクス番号:0287-83-1142

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