7月13日 移動市長室 意見交換内容を紹介します
7月13日(日曜日)に移動市長室が開催されました。そこで意見交換された主な内容を紹介します。
今回は野上地区自治会にお邪魔しました。
※移動市長室は、市民に寄り添い「市民協働のまちづくり」を推進するため、市長が直接市政に対する意見・要望を聞き、今後の市政運営に活かしていくことを目的に、広聴事業の一環として開催しているものです。市長が皆さんが普段活動している場所に出向き、お話を伺わせていただきます。
開催日時
令和7年7月13日(日曜日)午前10時~ 烏山南公民館
テーマ
1.すくすく保育園閉園後、烏山南公民館・グラウンドの利活用について
2.その他意見として「野上公民館」に名称変更等について
事前にいただいた質問により、意見交換を行いました。
意見交換内容(要約)
ご意見 | 回答 |
---|---|
すくすく保育園の遊戯室として使っている部屋を介護予防教室など高齢者の集まりに使用させていただきたい。現在は2階で行っているが階段の昇り降りが大変だとの声がある。 |
建物やグラウンドの利活用について、現時点では具体的な方針は未定である。令和10年度に閉園予定のすくすく保育園の利活用については、地域の意見を伺いながら検討することになる。現在、生涯学習課において生涯学習施設個別施設計画策定のため建物の劣化度調査や老朽化の評価を行っており、その結果を踏まえ方針を決定していくことになる。 |
名称が烏山南公民館となっているが、南那須公民館もあり紛らわしいとの意見がある。できれば地区の名称を使った「野上公民館」にできないか。 |
名称は公民館条例の中で定められており、名称を変更する場合は条例を変更する必要がある。また、変更するには相当の理由が必要になるため、現状では少し難しい。今後、跡地利用を検討する際に併せて検討できればと思う。 |
体育館は耐震性もないので早めに対応を決めてもらいたい。校舎は耐震性は問題ないと思うが、どのくらい耐用性があるのかが分からないと話が進まない。 |
野上体育館に関して言えば、例え耐震工事をしても安全性が確保できない状況であるが、解体するにしても相当な金額がかかる。国などから財政支援措置を受けるために計画をつくっているところ。その中で方針を決めていく。 |
文化会館や体育館もない状態で、人口増加の対応、まちの発展をどう考えているのか。 | 老朽化した建物の更新は考えている。公共施設の具体的な配置はこれからになるが、少子化が進んでいるなかで国が目指すのは、市街地に都市機能の基盤を集約するコンパクトシティの実現である。市街地以外の地域とは公共交通でつなぐことで効果的なまちづくりを目指している。 |
今のところ、公共施設の配置などの計画はゼロなのか。 |
庁舎整備を進めるなかで様々な団体から色々な意見やまちづくりの提案もいただき、市長に答申もされている。建物の調査の結果と合わせて、うまくマッチングできないかと検討しているところ。 |
自治会のアンケート結果は、この建物をうまく活用してほしいというのが大半だと思う。生涯学習課での建物の調査でこの建物は使えるとの判断でよいか。 |
正式な結果が出ていないので、まだ分からない。 |
この施設の活用の方針が決定したら何年くらいでそれは実現するのか。 |
市内の公共施設はほとんどが老朽化しているため、優先順位を付けて行っていく必要がある。施設の方針がでても他の公共施設との兼ね合いやニーズ、利用状況を踏まえて優先順位を付けていかなければならない。現段階において何年後とまでは言えない。 |
建物で市として今一番にやらなければならないことは決まっているのか。 |
今進めているのは庁舎の整備である。烏山庁舎も南那須庁舎も耐震性がなく、いつ倒壊してもおかしくない状況である。庁舎を中心にどのようなまちを描けるか議論しているところである。まちづくりの拠点、防災の拠点となる庁舎をまず決めて、その周辺の公共施設をどう展開していくかという段階である。 |
何年度に目途がつくのか。校舎を解体するのか建て直すかは今の時点では分からないということか。概ね何年なども分からないか。 |
明確な時期を言える段階ではない。すくすく保育園閉園後、1階を公民館として使用するにしても改修が必要である。費用がかかるものなので議会や市民に理解してもらう必要もある。 |
小中学校などが廃止されて再利用しようとなった場合、市民に対し説明会などを開いて意見を取り入れた経緯はあるか。 |
学校の跡地利用については、統廃合をする段階で色々な意見を聞いて進めた経緯はあるが再利用についての具体例はない。学校の跡地は民間の企業が買収し雇用に結びついているものもある。野上小学校は、国道に面している立地条件も含め道の駅をつくってはという意見もある。道の駅は物産を販売するだけではなく防災の拠点としての役割も担う。いずれにせよ市民が交流できるような有効活用を考えていくべきだと思っている。 |
現在、民間でこの土地がほしいなどの話しはあるか。 |
現時点ではない。 |
烏山図書館が老朽化している。どういう計画になっているか。 | 以前は南那須図書館との統合も視野に議論した経緯はあるが、現在は他の公共施設を建てるときに複合施設として整備することも念頭に検討している。JR烏山線の存続を考えたうえで、学生も使えるよう庁舎に図書館機能を持たせる選択肢もある。 |
生涯学習や社会教育の講座を烏山南公民館で行うことはできないか。 |
できないことはない。 |
千葉県に廃校を使った道の駅があると思うが、そういう使い道もできるのではないか。また、文化財の収蔵庫に学校を使っている話も聞いている。予算をかけずに存続して地域の活性化になり地域の皆さんのよりどころになることを考えてほしい。 |
道の駅にしたらよいのではないかとの意見もある。国道に面している立地条件からも、体育館の敷地を含めると大きな面積になるので、そういった使い方もあると思う。また、旧向田小学校は文化財の収蔵庫になっている。 |
この建物には教室もたくさんある。レストランや直売所などを公募してみてはどうか。国道に面している立地条件を生かして人が集まるような施設ができるのではないか。 |
今の段階で教室にテナントを入れることは難しい。 |
将来的にミュージアムを造る予定はあるのか。 |
博物館や資料館がないのは県内で本市だけである。庁舎整備の検討と併せ、その他の公共施設の配置の検討も進めていきたい。 |
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは総合政策課 広報広聴グループです。
烏山庁舎2階 〒321-0692 栃木県那須烏山市中央1-1-1
電話番号:0287-83-1112 ファクス番号:0287-84-3788
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- 2025年8月6日
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