市指定有形 歴史資料
桧材による柾目取りを直交する形の寄木造です。彫眼で全身に彩色がみられます。納入銘札と胎内墨書(右脇下)に弘化2年(1845)大仏師高田運平とあり、宇都宮で造仏活動をしていた高田家八代高田運刻の作とわかります。高田一門のつくった仏像の大半は50cm未満の小像が多いことを考えると、これは大作と言えます。源翁和尚は殺生石を打って悪霊を除いた話で有名ですが、本県内で確実にかかわりがあると認められるのは泉溪寺のみです。一乗院文書「烏山城記」には延文5年(1360)開基とあり、源翁心照30歳のときと考えられます。
- 指定番号:第65号
- 指定年月日:昭和49年7月20日
- 所在地:那須烏山市金井
- 所有者・管理者:泉溪寺
- 像高:78cm
