市指定有形 歴史資料
町絵図改帳の表紙には、「寛政二庚戌年八月吉祥日」とあり、寛政の町絵図の作製年月と一致します。巻頭書には、寛政の町絵図を改める際の要領が示され、正徳年中(1711~1716)の古絵図を基にしたとあります。また、奥書には、「酒主村の町絵図は、正徳年中にはじめて作製された。80年を経て、分屋敷や取添屋敷その外あまた混雑してきたので、この度これを改めることにした。しかし、裏地畑等は明白にできない。再三吟味したが、解決できないところがある。やむを得ず青紙を貼付して終わりにした。今後、さらなる吟味を望みたい。」とあり、町年寄・名主・肝煎・組頭など11名の連署と押印があります。この町絵図改帳の巻頭書は、寛政の町絵図の余白書と同文で、また、奥書は、寛政の町絵図の裏書と一致しています。このように、町絵図改帳と寛政の町絵図とは一体をなすものです。
- 指定番号:26号
- 指定年月日:昭和39年6月22日
- 所在地:那須烏山市中央
- 所有者・管理者:個人
- 形状・寸法:和紙、表紙付綴本1冊
