市指定有形 彫刻
桂材による寄木造で彫眼、肉髻部が丸く盛り上がって、螺髪が小さく、なで肩で衣文線の彫りは浅めです。顔は張りがあって丸く健康的ですが、江戸期に漆が厚く塗られ尊顔をそこねていました。同時期、腹前部・左前膊部等の補修も行われています。平成6年(1994)全面修理され、台座・光背等も新調されました。造立当初は、総布着瀬せの本堅地でしたが修理により取り払われ、素地に近い状態の古色仕上げになっています。両手とも当初のものであり、平安期の作として貴重な姿をみることができます。
- 指定番号:有第11号
- 指定年月日:平成4年6月24日
- 所在地:那須烏山市森田
- 所有者・管理者:芳朝寺
- 像高:53cm
