市指定有形 彫刻
本像は、桧材・寄木造、玉眼嵌入、漆箔の像です。左手は垂下して腰脇を軽く曲げ、第一指と第二指を曲げています。右手は前に出し、掌を前に向けて同じく第一指と第二指を曲げる阿弥陀仏です。身には下半身に裳をまとい、腹前に下衣をあらわしています。右肩と右腕には偏衫をかけて袖衣をまとっています。頭、体部ともに重厚でバランスもよく、引きしまった頬の張りも見事です。また、股間や腹前に流れる衣文線も流麗でよどみがありません。制作年代は、鎌倉時代中期頃と思われます。古くから善念寺に伝わっていますが、その由来、作者等は不明です。平成6年(1994)に保存修理が行われ、制作当時に近い形に復元されました。
- 指定番号:第107号
- 指定年月日:平成4年6月19日
- 所在地:那須烏山市金井
- 所有者・管理者:善念寺
- 形状・寸法:像高68cm
