滝の「太平寺」
太平寺はJR烏山線、滝駅から徒歩5分のところにある「龍門の滝」の隣にあります。
坂上田村麻呂が蝦夷討伐の際に戦勝祈願し、千手観音を安置しました。その後、嘉祥元年(848年)に慈覚大師が開創した古刹といわれています。
23段の石段上にある境内に風格ある豪壮な仁王門が建立されています。この仁王門、「龍門の滝」の中段にある男釜から出現した大蛇が七巻き半したと伝承されている山門です。この山門にかかる大草鞋の奉納は、足腰・旅路の祈願とされています。江戸時代中期頃の作と伝えられる迫力ある「仁王像」が仏門を守護しています。
また、位牌堂横の盛んに葉を茂らせた巨樹は、樹齢200年余の大木。「太平寺のカヤ」で、栃木県名木百選にも認定されています。
春にはカタクリの群生、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と春夏秋冬を問わず四季を楽しめます。歴史と自然にあふれる太平寺。一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
全景
草鞋
太平寺のカヤ
太平寺の仁王門
太平寺の雪景色1
太平寺の雪景色2
太平寺の紅葉1
太平寺の紅葉2
- 2021年3月1日
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