市政情報

11月22日開催 境地区市政懇談会

11月22日(金曜日)に境地区自治会で市政懇談会が開催されました。そこで意見交換された主な内容を紹介します。

※市政懇談会(地域版)は皆さんのご意見をいただく広聴事業の一環として実施しているものです。市長及び市の執行部が出席し、市政に関するご質問やご意見にお答えします。主催は、単独あるいは複数の行政区、自治会または任意の団体等です。

開催日時

令和6年11月22日(金曜日)午後3時~ 境公民館

  • 自治会出席者 自治会長17名
  • 市等出席者 市長他13名

意見交換内容(要約)

1.宮原自治会

ご意見 回答

水害の再来を不安に思っている。先頃、移転先地権者への説明会があったが、今後被災者へ早い時期の説明会などでの対応を求める。

防災集団移転促進事業については、昨年8月の個別相談会以降説明会等を開催できていないため、事業の進捗を心配されていることと思う。本市が取り組んでいる防災集団移転促進事業は、災害が発生する前に移転を行う「事前移転」であり、これほど大規模な事前移転は全国的に例がない事業であることから、国との協議を重ねながら移転促進事業計画の策定を進めているところである。また、移転先となる住宅団地整備計画も地権者のご理解をいただきながら検討を行っており、整備計画(案)がまとまったら移転対象者に説明会を開催したいと考えている。着実に事業が進むよう努力しているので、ご理解いただきたい。

市役所移転の対応が進んでいるが、更に早急の建設を求める。水害罹災地は現実の問題として、防災拠点として市役所新庁舎の早急な対応が必要と考える。

防災の拠点に位置付けられた「烏山庁舎」及び「南那須庁舎」については、東日本大震災を受けて実施した耐震診断の結果、両庁舎とも耐震性が不十分で、倒壊又は崩落する危険性が高く、建て替え等の抜本的な対策が望ましいとの判断となった。こうした結果を踏まえて新庁舎の整備に向けた具体的検討に着手したところである。2町合併を経て誕生した本市であるため、庁舎整備は非常にデリケートな問題であり、市民だけでなく、市議会議員の中でも考え方や意見が様々であり、検討・調整に時間を要している。こうした状況の中、令和5年6月に組織した新たな庁舎整備検討委員会において、計13回もの会議を開催し議論を重ねた結果、今年10月1日に、JR烏山駅周辺を候補地とした庁舎整備基本構想(素案)が検討委員会から答申されたところである。答申を踏まえ庁内合意形成のうえ原案として決定し、現在、12月1日までを期限としたパブリックコメントを実施している。また、タウンミーティングの実施や市議会との調整を図りながら、防災及びまちづくりの拠点となる新庁舎の整備について、1日も早い完成に向けて鋭意努力して参るのでご理解とご協力を引き続きお願いしたい。

2.下境自治会

ご意見 回答

市道337号(野上下境線)の市道1201号線との交差点からの道路改良について、令和4年度から継続して要望している。令和5年度から工事が進められている下境地区における那珂川の霞堤工事については、当初計画の令和6年度までの工事が、令和7年度まで延長されたため、この間土砂運搬車両が往来することになる。昨年度の工事の際に「危険な思いをした」との声も聞いた。その後の進捗状況はどうなっているか。

野上下境線及び虻塚下境渡船場線の進捗状況は毎回の要望であるが、なかなかできないのは本当に申し訳ないと思っている。土砂を運ぶトラックが危険だということは、国土交通省にも伝え、運転に配慮してもらっている。安全に走行できるよう減速などをするようにお願いしている。

市道5321号線カーブ箇所の改修又は待機所の整備について、令和4年度から継続要望事項である。その後検討されたか伺う。

山ノ根下平井線は「速度落とせ」や「矢印」の路面標示の注意喚起のほか路肩の土砂撤去し、車両通行の安全を図ったところである。

下境地区の遊水地事業の早期着手については、国(国土交通省)の事業だが、市においても国に対する積極的な働きかけをお願いしたい。現在市が進めている防災集団移転事業では、下境のコミュニティや防災計画等は解決されない。下境地区の将来計画を描くためには、遊水地事業の実現が絶対不可欠だと思う。国に対する積極的な陳情・要望活動を進めるようお願いする。

下境地区における遊水地計画は、国が策定した那珂川水系河川整備計画において位置付けられている。洪水調整容量510万トンの遊水地を整備すると記載があるだけで、遊水地の範囲は明確になっていないのが現状である。令和元年の東日本台風により、下境地区ではこれまで以上の住宅浸水被害があった。避難に必要となる県道那須・黒羽・茂木線の冠水や避難所である旧境保育園が浸水被害を受ける寸前であったことなどから避難体制の見直しが必要と認識している。遊水地の範囲が明確になれば遊水地外側の安全は確保されると思われるので、これからどのような地域をつくっていくのかの検討を始められると思っている。市としても防災集団移転促進事業と合わせて、安全・安心な地域づくりを進めて行くこととしてるので、早期に遊水地となる範囲を示し、説明会を開催するよう国に要望している。

3.小原沢自治会

ご意見 回答
ごみ収集用のコンテナが古く劣化してきているので、新しいコンテナを配布する予定はないのか。各種瓶や缶類等を収集する入れ物に苦慮している。 コンテナは個人で買っていただいているものなので支給はしていない。色の指定はしていないので壊れたところから順次買い替えていただいている。申し訳ないが購入いただきたい。
県道沿いに植樹されている桜の木の枝が、雨や風で頻繁に落下し、交通の妨げになっている。また、危険でもあるので早急に点検していただき、必要に応じた措置を講じていただきたい。
県道及び市道の法面に生えている立木等は、交通の妨げになっており事故のもととなるので、早急に確認して、改善していただきたい。法面の部分は、殆どが県有地又は市有地になっていると思われる。

定期的にパトロールをしている中で、危険な場所があれば対応しているが、県にも、路線全部、危険個所の点検をしていただけるよう要望する。また、危険な法面の工事は昨年度から行っており今後も続けていく予定である。また、地元の方から情報提供いただけると有難い。

国見松原線(市道505号線)の整備についてお願いしたい。軽トラが通るのがやっとの道だが、交通が困難になっている。 確認する。
国見駐車場のトイレについて、早急に清掃してほしい。昨年も県に確認し市からいただいた回答では週に1回、清掃に来ているとの話であった。今年はどうなっているのか。週に1回も来ていないのではないか。トイレ、便器そのものがかなり汚れていて、女性や子どもが使う状況ではない。 みかん生産組合の組合長からも依頼があったので、管理者である県の環境森林事務所に話をしている。

4.小木須自治会

ご意見 内容

三通山交差点の拡張工事の申請をして数年になる。地籍の問題で、工事が進められないと聞いているが、その後の進捗を詳しく聞かせてほしい。また、今後どのように進められるのかも併せて聞きたい。

令和2年7月に関係者に事業計画の説明をし、現地立会いから用地測量、令和3年度から本格的に事業着手の予定だったが、全く進んでないのが現状である。課題解決に向けて引き続き市としても県と連携してやっていきたいと思っている。関係機関との調整も必要であるため、遅れてるのは事実である。

小学校の廃校が続き、境小学校が境地区唯一の学校となった。その境小学校も廃校の危機にあるように伺った。人口減少が問題とされる中、小学校も無いような地域に若者は住みたいと思うか。市としての今後の展望を伺いたい。

「消滅可能性自治体」に2期連続で該当し人口の減少も続いている。境小学校は、現在複式学級になっており、保護者等に今後の子どもの育成について相談しているところ。境地区の皆さんは、PTAや地元の有志でできている「sakaiドリームヒーローズ」や「横枕青年団」「大木須を愛する会」等、色々なイベントをやっていただいており、地域を残すための活動を支援していきたい。また国見にも「トヨタの森」ということで、郷土愛の醸成として下草刈りや植樹をしていただいている。この地区に対する思い入れがある人はたくさんいるので、そのことは大切にしたい。学校を残すということは結構な経費が必要なことや少ない人数での教育が良いかとの問題もあるので、十分に検討していきたい。

市役所の窓口について、土・日の運用を検討していただきたい。

木曜日の午後5時15分から午後7時まで夜間窓口を設けている。マイナンバーカードがあれば、コンビニで色々な書類が取得できるようになったため、その利用がかなり増えてきている。また、スマートフォンやパソコンで手続きができるシステムをつくっていきたいと考えているので、改めて土・日に開けなくても色々な手続きができるようになるかと思う。

5.横枕自治会

ご意見 内容
市道横枕大沢蛭畑線(横枕と大沢をつなぐ外輪沢線の林道までの市道)の整備について状況を説明してほしい。 同じような状況の道路が多くあるため、選択しながら対応していることをご理解いただきたい。

県道那須烏山御前山線の支障木伐採と早期改良の県への要望について、依然として木が道路に倒れ込んだりしている。カーブで道幅が狭いところがあり、すれ違いが危険なところもある。

県や市、自治会と連携して危険個所については早急に対応していきたいと思う。
防犯のためのカメラを横枕十字路、旧成田製作所周辺に設置してほしい。

防犯カメラについては、防犯上の観点から防犯カメラを設置してほしいという意見は他の自治会からもある。しかし、プライバシーが守られない等色々なこともある。市では公共施設に設置、商店街で付近の交差点等設置しているのみである。市として防犯カメラを設置するのは、場所の許可等もあり難しいのが現実。新しい課題だと思う。防犯カメラを設置すると映像の管理も必要であるため、検討していきたい。

6.大木須自治会

ご意見 内容
オオムラサキ公園のバーベキューハウスの屋根が、かなり傷んでおり改修工事が必要である。オオムラサキ公園は地元のみならず他の団体等も利用しており、交流人口の増加にも寄与している。 オオムラサキ公園は市内外の地域交流活動の場として貴重な施設と思っている。施設の管理に関しては、市と大木須自治会との間で「オオムラサキ公園施設管理運営に関する協定」を締結している。清掃や地域コミュニティ活動は地元で行い、光熱水費、浄化槽の管理費等は市が負担するなど。今回の屋根補修は、それ以外の施設管理に必要な経費負担は地元と市で協議する定めになっているので、協議させていただきたい。境財産区を活用することもできると思う。
市道滝見谷線の地盤沈下により、路面のうねりや舗装の剝がれが酷く、生活道路のため改修工事をお願いしたい。 老朽化が進んでいる箇所は市内にたくさんあるため、検討させていただき、できるところから取り組んでいきたい。

大木須地区は家の裏手が、急斜面の山が多く、土砂崩れの危険個所も多いため、現地調査をしてほしい。早急に対策等できないかと思っている。酷いところはすでに土砂が崩れ始まっていて、崩れてしまうと母屋自体が崩れてしまう状況になっているところがある。

急傾斜地で危ないとなれば、対応は農政課や都市建設課、県の場合もある。大木須地区全体ではなく、個人宅のことと思うので相談いただきたい。崩れ始めているというところは、早急に対応する必要がるかもしれないので、連絡いただきたい。
県道大沢牧野線の大木須地区は、狭く危険個所が多いうえ、草が伸びると更に危険である。拡張工事が途中で止まっているような状態。少しでも先に進めてほしい。生活道路であるうえ、ツインリンクもてぎへの往来も多いことから、改修工事をお願いしたい。

県道牧野大沢線は土木事務所での重点地区である。公図の問題で混乱していたところもあったが、法務局との合意に達しているので、今年度用地買収が整うことになり、来年度から止まっているところから285メートル整備していく。この工事と並行しながらその先の用地買収も進め、順調にいけば320メートルも整備計画に入っている。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは総合政策課 広報広聴グループです。

烏山庁舎2階 〒321-0692 栃木県那須烏山市中央1-1-1

電話番号:0287-83-1112 ファクス番号:0287-84-3788

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