市指定有形 彫刻
本像は、桧材、寄木造、玉眼嵌入の漆箔像で、弥陀定印(上品上生印)を結び、結跏趺坐する阿弥陀像です。頭部の螺髪は小さく、顔は丸く穏やかであり、衣文線の彫りも浅く、その円満具足した姿は定朝様式の貴重な仏像です。制作年代は、平安末期かた鎌倉時代初期にかけてと思われますが、像表面の仕上げや左肩、両手、両膝前、光背、台座は後補です。なお、台座裏の墨書銘に、延宝8年(1680)宇都宮の仏師大木右京が修理したとあり、光背には延享元年(1744)の銘文があり、江戸時代に2回ほど、さらに平成4年(1992)にも修理の手が入っています。
- 指定番号:有第7号
- 指定年月日:平成4年6月24日
- 所在地:那須烏山市小白井
- 所有者・管理者:小白井自治会
- 形状・寸法:像高54cm
