指定文化財

太刀 栗原昭秀作

県指定有形 工芸品

17 太刀 栗原昭秀作.jpg

銘  表 於王津神社御神域勲四等栗原昭秀作門人昭宗昭房昭久随行奉仕

   裏 昭和十二年九月吉日為祈願武運長久敵国降伏

 目くぎ穴1個、鎬造しのぎづくり、腰反りで姿もよく、鎌倉期の古刀を模して作刀しています。鍛えは板目に柾まじり、刃文は直刃すぐばに小乱れを交えており、優れた作品です。昭秀は、明治12年(1879)阿蘇郡田沼町(現佐野市)に生まれ、幼少より田中正造の知遇を受け、昭和3年(1928)より衆議院議員3期を務めました。政界引退後は日本刀復興に尽力し、自らも刀匠として全国の刀鍛冶を指導激励しました。内弟子に有力な刀匠がおり、現代刀匠の祖と称されています。

  • 指定番号:有第519号
  • 指定年月日:昭和57年6月25日
  • 所在地:那須烏山市金井
  • 所有者・管理者:個人
  • 形状・寸法:長さ75.0cm、反り2.2cm

 

 

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