向田のナツメ
市指定有形 天然記念物
ナツメは中国北部原産のクロウメモドキ科の落葉高木で、古くから庭木として植えられ、果実を薬用・食用とし、材は家具や仏具などに加工されます。向田地区でも、子どもたちのおやつとして、戦後の食糧難の時期には食料として利用されていましたが、現在は不要となったことから伐採され、市内のナツメは数えるほどしか残されていません。向田のナツメは、この地域の食用として使われていたことを示す貴重な存在であると共に、日本国内でも有数の大きさを誇る個体であることから、市の天然記念物に指定されました。
- 指定番号:第162号
- 指定年月日:令和2年8月11日
- 所在地:那須烏山市向田
- 形状・寸法:樹齢 推定200年以上、樹高約8m、
幹周(根本から95cm)1.58m、幹周(根本から120cm、こぶ状部)1.775m
枝張り南北10.4m、東西9m
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- 2020年8月11日
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