市指定有形 彫刻
本像は、上半身裸形で下半身に裙をつけて両足を開き、右前方をみつめ右手を頭頂におく太子誕生仏様像です。本像のような円頂で童子形、下半身に裙をつけて右腰脇で紐を結ぶ形相は、両手を合掌すれば、まさに聖徳太子二歳の南無太子像です。鎌倉時代以降盛んになった太子信仰の影響を受けて制作されたものと考えられます。火中して、全体的に鋳肌が荒れており、特に右手から頬にかけて溶解がひどく、左手首の先が欠損しています。しかし、全体のバランスがよく、童顔・童身の姿が愛らしく表現された像です。
- 指定番号:第109号
- 指定年月日:平成5年3月23日
- 所在地:那須烏山市南
- 所有者・管理者:天性寺
- 形状・寸法:像高15.2cm
