市指定有形 彫刻
日光・月光菩薩は、薬師堂本尊・薬師如来坐像(県指定)の脇侍で、薬師如来の法を伝える役目を果たしています。檜材、一木造、玉眼嵌入、肩幅が広いずんぐりした像容となっています。掌や裳の彫りは、かなり複雑に入り組んでおり、古札銘から天正8年(1580)の作です。十二神将は、薬師十二神将ともいわれ、薬師如来の名号(尊称)を受持し供養するものを守護して、苦しみを脱し、願いを叶えるといわれています。十二神将立像は、桜材、一木造と頭体部を前後二材で矧ぎ付ける2通りの技法で造られており、面前を仮面状に矧いで玉眼を入れ、表面は胡粉彩色されていましたが、現在は修理され古色彩色となっています。全体的にずんぐりとした、やや三頭身のユーモラスな像容ですが、顔貌表現は力強く、表情豊かで威圧感に満ちています。
- 指定番号:有第8号
- 指定年月日:平成4年6月24日
- 所在地;那須烏山市熊田
- 所有者・管理者:西光寺/宝蔵院(那珂川町)
- 形状・寸法:日光・月光菩薩 像高60cm
- 十二神将 像高39cm~45cm


