市政情報

那須烏山市総合計画・前期基本計画(案)平成19年10・11月実施

総合計画・前期基本計画(案)」の意見

 「那須烏山市総合計画・前期基本計画(案)」に対する意見募集を行った結果、4名から計5件のご意見・ご指摘をいただきました。貴重なご意見ありがとうございました。

提出されたご意見を十分検討の上、それに対する市の考え方をつぎのとおりまとめました。

ご意見詳細
No 区分 意見の趣旨・概要 市の考え方・対応
1 政策2-1 健康・医療の 充実

意見の趣旨
高齢者に配慮した健康診断の実施を

概要
毎年受けている健康診断での職員の対応は満点。ただ、80歳以上の者にとっては2時間以上かかる診断が大変苦痛。優先席の設置など、高齢者の診断が短時間に終了するような配慮が欲しい。

市の考え方
老人健康診査及び基本健康診査の実施は、高齢者に対する大切な健康支援施策の一つとして認識しており、今後とも、受診率の向上につながる、受診しやすい環境づくりに努めてまいります。

対応
ご意見を尊重し、今後の施策検討の参考とさせていただきます。

2 政策4-3 観光の振興

意見の趣旨
JR烏山線を活用した上質な観光サービスの提供を

概要
鉄道は毎日の生活に必要なものであり、観光資源ともなる。JR烏山線に駅弁を食べて美味しいと感じられる車両を走らせては。一人当たりの単価は高くとも、上質なサービス提供が望ましい。

市の考え方
JR烏山線については、定住促進の観点から、駅周辺整備をはじめとする利用環境の充実を図るものとしています。また、観光振興の観点からは、年間百万人の観光入込み客数を目指す本市において、重要な交通手段としての機能強化が求められます。これまで、交流人口増加施策として実施されてきた「快速烏山山あげ祭号」に代表される、特色ある臨時列車の運行をJRに働きかけるなどの取り組みも必要だと考えています。合わせて、本市の自然・文化を生かした観光関連ソフトの開発を進め、集客に向けた更なる展開に努めてまいります。

対応
ご意見を尊重し、今後の施策検討の参考とさせていただきます。

3 政策6-3 市民サービス の向上

意見の趣旨
専門相談員の常駐する市民相談室の設置を

概要
人権・心配ごと相談員として相談に携わるが、県内約300の行政外部団体の相談窓口は複雑な専門的機構であり、来談者への問題解決の適切な窓口紹介に不安がある。また、最近の行政には、業務の細分化や個人情報の保護等で垣根が多く、関係機関の連携も十分でないなど、たらい回しや責任転嫁などの問題が見受けられる。来談者への的確な対応として、庁内電話等から上部機関の担当者に紹介するなどといったことは基本的なサービスの一つと考える。一般市民がもっと気軽に相談し、解決を図ることのできる、各種相談を統括した「市民相談室(よろず相談窓口)」の設置を希望する。

市の考え方
市相談業務については、心配ごと相談、行政相談、人権相談、弁護士による無料法律相談、就職労働相談、交通事故巡回相談などの各種相談を実施し、市民の多様な相談ニーズに応じた、きめ細かな対応に心がけています。市民が安心して暮らすために必要な施策であり、市民サービスの更なる利便性向上の観点からも、市民相談総合窓口の設置等について検討を進めてまいります。

対応
ご意見を尊重し、今後の施策検討の参考とさせていただきます。

4 政策8-1 事務・事業等 の見直し

意見の趣旨
財政効果やサービス効果の検証・評価を

概要
地方交付税を頼りにする貧困財政にあって、全国同一水準のサービス提供は困難であろう。これまでの行政を継続すれば支出の拡大を生むだけ。効果の少ないものから切るという考えを。外部監査や自己評価の実施により、恒年的な行事予算を見直し、新たな芽を伸ばして欲しい。サービス効果の確認・評価を常とすべき。

市の考え方
本市の財政状況は大変厳しい環境にあり、今後は、中長期的な視点に立った、より効果的で無駄のない行政経営が求められています。本市にとって極めて重要な課題と認識しており、基本計画においても、限られた財源の効果的・重点的な配分を念頭に、10のチャレンジプロジェクトを優先的に取り組む施策として位置づけ、市将来像の効率的な実現を目指すものとしています。また、効果的な行政経営に向けた重要な取り組みの一つとして、政策・施策等の達成度を一定の基準・指標をもって検証・評価する行政評価システムの導入を図り、政策・施策等の見直し・改善や、予算の編成等に活用していきたいと考えています。

対応
基本計画及び実施計画をもとに、今後とも継続的な取り組みに努めます。

5 政策8-2 公共施設の適 正配置・管理

意見の趣旨
烏山図書館の存続を

概要
烏山図書館がなくなると聞いた。昔ながらの雰囲気があり、落ち着くことのできる貴重な図書館。是非、なくならないで欲しい。

市の考え方
公共施設については、市民の利便性・地域の実情・財政状況等を考慮しながら、同種の役割・機能を有する施設の統合再編を進め、適正な配置に努めるよう検討しているのは事実でありますが、生涯学習の充実という観点より、現時点では、烏山図書館と南那須図書館の統合の考えはありません。しかし、施設の効率的な維持・管理のあり方という視点からは、指定管理者制度の導入を検討することが必要となってきております。
なお、本基本計画中においては、図書館の利用者数や蔵書数を伸ばしていく目標を掲げており、今後とも、さらなる充実を図ることにより、市民の生涯学習ニーズをこれまで以上に応えていきたいと考えています。

対応
原案のままの対応といたします。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは総合政策課 秘書政策グループです。

烏山庁舎2階 〒321-0692 栃木県那須烏山市中央1-1-1

電話番号:0287-83-1112 ファクス番号:0287-84-3788

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