ユネスコ無形文化遺産
国指定重要無形民俗文化財
烏山の山あげ行事
山あげ祭
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山あげ祭の主役達【若衆】
若衆とは、八雲神社の宮座組織の中の一部を指します。当番となった町は、その年の山あげ祭のみならず八雲神社の祭典をすべて受け持ちます。絶対的な縦割り社会であり、
- 若衆は世話人と直接話は出来ない。役付の者を通じたり許可を貰う
- 上からの言葉(命令)には良く従い、仕事は仲間と協力して一緒に行う
- 物事は正直に行う。悪に加担せず、人に情けをかけよ
- 根性を養い、他町には絶対負けるな
といった「おきて」が存在すると言われています。
その昔は若衆に入れるのはその家の長男のみ、家柄や格式、人柄によって役がついたり付かなかったりと差別が厳しいものでした。今では間口が広くなり、6町以外の人も若衆に入れるようになった町もあります。
当番町の若衆は、前当番町の祭が終わった翌日から動き始めます。年内には、次の山あげで演じられる芸題などを決定しなければなりません。年が明けると全町世話人会議が開かれ、休む間もなく祭りの準備や祭礼に勤しむのです。
現在において「宮座」の組織が存在することは日本でも珍しいことであり、それが重要無形民俗文化財指定の根幹ともなっています。
若衆 ピンナップ
- 2021年3月2日
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