歴史と伝統を誇る日本一の移動式野外劇

ブンヌキ

 ブンヌキとは、各町の屋台が集まって行われるお囃子の競演です。相手よりもリズムの良さ、音量の大きさと力強さ、持続力などを競います。この名称には諸説あり、「屋台の障子をブン抜いて行うから」、「空をブン抜く程の音量だから」など様々です。  まず、当番町の屋台が八雲神社の鳥居を背にして止まります。その他の町はそれを取り囲むように集まります。当番町の木頭の合図でブンヌキが始まり、笛、太鼓、鉦が万雷のごとく響き渡ります。囃子方の交代は一切できません。それはその町の負けを意味します。若衆達は大きなうちわで囃子方を扇ぎ、また自身も雄叫びを上げて景気を付けます。時間は約30分。その後、当番町の屋台が最初に自町へ、次いで他の町の屋台もそれぞれ戻っていきます。異様、圧巻ともいえるこのブンヌキは必見です。  また、路上で屋台同士がすれ違う時、必ずこのブンヌキが行われます。予定表には載らないこの2町のみ、3町のみのブンヌキを見られた場合は幸運かもしれません。

ブンヌキ

特別な時だけ!大屋台パレード(テキスト)

特別な時だけ!大屋台パレード烏山線開業90周年や祝い事がある時に行われる大屋台パレード。JR烏山駅前に6町全ての大屋台が勢ぞろいし、その後列をなして大通りを進む様はまさに威風堂々。パレードの有無はその年の予定表をチェック!