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【特定外来生物】ツヤハダゴマダラカミキリの発見について

令和7年9月30日に、那須烏山市内にて、特定外来生物のツヤハダゴマダラカミキリ(死がい)が発見されました。

ツヤハダゴマダラカミキリは、トチノキ、カツラ、ヤナギ、カエデ等、幅広い樹種の樹木の内部を食い荒らし枯らしてしまう外来種で、特定外来生物に指定されています。

トチノキ等が私有地にある方は、被害がないかご確認をお願いします。疑わしいカミキリムシを発見した場合には、市まちづくり課もしくは県北環境森林事務所までご連絡ください。

なお、特定外来生物のツヤハダゴマダラカミキリを生きたまま持ち運ぶことは禁止されています。成虫を発見した場合は、捕殺してください。

ツヤハダゴマダラカミキリの特徴と在来種 ゴマダラカミキリとの違い

成虫の体長は、約2.0センチメートルから3.5センチメートルです。全体的に光沢のある黒色で、在来種のゴマダラカミキリとよく似ています。主な形態の違いは次のとおりです。

ツヤハダゴマダラカミキリ

出典:林野庁「外来種ツヤハダゴマダラカミキリの被害モニタリング等について」

原産地

中国~朝鮮半島

生態

・卵から生まれた幼虫は、樹木内部に入り込み、樹木の内部を食い荒らします。

・しばらく樹木の内部で過ごし、5~10月に樹木から10~15ミリメートルの脱出孔を開け脱出します。

・在来のゴマダラカミキリの脱出口が地際から高さ20センチメートルくらいまでに集中するのに対し、ツヤハダゴマダラカミキリの場合は、樹木のより高い位置も含め全体にみられる特徴があります。

・雌の寿命は2週間~60日ほどで、産卵数は50個ほどといわれています。

栃木県内で被害が確認されている樹種

トチノキ、カツラ、ヤナギ、カエデ

防除方法

 ・成虫を見つけた場合には、捕殺してください。

 ・樹木に被害(幼虫に食害されている)がある場合には、被害木から成虫が出てきて他に被害が拡大するのを防ぐことが重要です。

 ・被害の拡大防止には、伐採が最も有効な対策です。伐採は、成虫の発生しない時期(10~4月)に行い、伐採した木は放置せず焼却等を行い、成虫の拡散を防止してください。

 ・伐採できない木については、排糞孔(幼虫がフラスを出す穴)から薬剤を注入し幼虫を駆除する方法やカミキリ類に登録のある農薬を樹幹散布する方法があります。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせはまちづくり課 環境グループです。

烏山庁舎1階 〒321-0692 栃木県那須烏山市中央1-1-1

電話番号:0287-83-1120 ファクス番号:0287-83-1142

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