市に越してきた方 -Iさんご夫婦/移住者-

市に越してきた方 -Iさんご夫婦/移住者-

どうして那須烏山市に?

(ご主人)
 カヌーライフに適した那珂川沿いに住みたくて。何度も訪れていた市は、交通の便が良く、大きなスーパーもあって。通勤路も車で片道30分、適度なワインディグ、渋滞も少なく、楽しいドライブです。

(奥さん)
お互いの実家、東京・福島へも、宇都宮まで出れば車・電車とも便利です。

那珂川はカヌー愛好者にとって人気があるそうですね。

(ご主人)

サンプル画像那珂川は関東随一のカヌーサイトとして有名です。ちょうど我が家のある上境から、道の駅かつら(茨城県城里町)までが、最高のコース!堰(せき)がなく安全で、原始の風景が素晴らしい。紅葉の時期は特に良い。遡上する鮭が、凄いスピードで船底を過ぎていく。目の前で、ポーンと跳ねてジャブーンと潜る。

サンプル画像産卵を終えたら尽き果てる宿命も、悲壮感は皆無。命の限りを謳歌する姿…感動です。カヌーは、海外の先進国で教育的スポーツとして定着しています。日本でもカヌーによる青少年の心の教育がもっと注目されていいはず。特に那珂川は、日本屈指のカヌーフィールド、そう胸を張って言える川なのです。この貴重な資源を、多くの人に、外国人にも楽しんでもらいたい!堪能ではない僕の英語ですが、ガイドする度に喜ばれてます。年4回のカヌー大会出場など今は少ない時間ですが、今後もボランティアでガイドしたい。いずれは外国の方も楽しめるカヌーサイトを、ここ那珂川に作る…僕の夢です。

子育て環境はいかがでしょう。

(奥さん)

 英語教育に力を入れている市は魅力的です。また、豊かな自然に親しみ、日常的に命の勉強が出来る…これが素晴らしい。近くに美術館や博物館は無いけれど、目の前に本物がある。カエルを引っ張ったり、ダンゴ虫を手のひらで孵化させたり(苦笑)。小さな子の目の輝き…本当にいい環境。ゲームセンターなどの誘惑が無いのも母親的には安心ですね。中学生が公園で遊んでいるのを見ると、平和だな~と思います。

オオムラサキ。大木須にて。

カヌーに絶好のこの地ですが、どうやって探したのですか?

(ご主人)
 この辺良いなって場所の不動産情報は無くて。自分であちこち回って、半年以上探しました。その結果、この上境の地元の方がフレンドリーで、気持ちの良い方々だったってことが分かって。

(奥さん)
 夫がバイク停めて一人うろうろ…一見不審者ですよね。なのに、「あれ、土地探してるのかい?」って、気さくに声をかけられたのがこの辺り。
 「カヌーが好きで、川の近くに家を建てられる土地を探してます。来年、子供が生まれるし。」とか、色々話したそうです。

(ご主人)
 1週間後にまた来たら、軽トラがキッって止まって、窓が開いて「土地探してるカヌーの人け?決まったんけ?」って別の方が…初対面なのに(笑)。コミュニケーション良すぎ!って驚きました。「俺、ここで自治会長やったけど、みんないい人だぞ。いいぞぉ、ここはぁ。子供育てんのには最高だぁ~」って。

軽トラは河川敷用に改造(奥さん)
 「ウェルカムなんだなあ」って思いますよね?自治会でも歓迎されて、何かと配慮してもらったり、色々教えてもらったり。ありがたいです。

(ご主人)
 皆さん、すごく大人なんです、田舎か都会かとかじゃなく、洗練された人が多い。ここに決めた最大の理由は「肌で感じる人の善さ」でした。ある快晴の日、布団干したまま家族で出かけたら、雨がザーッって降ってきて。慌てて、落胆して帰ってきたら、あれ?2階のベランダに干した布団が車庫の屋根下に置いてある?何で?玄関の鍵はかかっていたのに?って。答えは、「ご近所さんの団結力」でした。運搬業の方のダンプ動かして、荷台をベランダまで上げて、布団を下ろしてくれて。「洗濯物は放っておいたよ、また洗えばいいべ?」って。他人が洗濯物に触るのって嫌がられることもある、でも布団は濡れたら困るだろうから取り込む…行動も、判断も、素晴らしいと思いませんか?

(奥さん)
 道端では、誰もが挨拶、子供達も。いい人達に、助けられてますね。

(ご主人)
 この辺りは、みんながオープン・マインド、本当に良かった。あらゆる場所の中で、「最高の場所」に住めたと思っています。9年住んだ今でも、ここよりいい所って見つかりませんから。

那須烏山市へ移住を考えている方へメッセージをお願いします。

(お二人)
 那須烏山よいとこ、何度でもおいで(笑)。先ず、来て欲しいです。
 移住を考える皆さん、来ている間に迷いは自然に消えると思います。足を運んでみてください。
 それと、「子供の心を豊かに育てたい」、そんな気持ちの皆さんは、やっぱり心が豊かだと思いますよ。

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