小志鳥横穴墓群出土品
市指定有形 考古資料
本資料は、小志鳥横穴墓群41基のうち29号墓と呼ばれる横穴墓の羨道部から出土した須恵器です。横穴墓は遺体を葬る玄室と、入口から玄室に至るまでの通路である羨道部に分かれており、29号墓羨道部からは他にも須恵器片が出土していますが、器形のわかる平瓶、高台付長頸瓶、大甕、蓋の4点が指定されました。いずれも奈良時代(8世紀前半)のもので、羨道部の底面近くからの出土であることから、墓前祭祀等に関わる土器群と考えられています。県内では、横穴墓からの出土例も少ないいことから貴重な資料です。
- 指定番号:有第14号
- 指定年月日:平成4年6月24日
- 所在地:那須烏山市志鳥
- 所有者・管理者:那須烏山市
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- 2022年11月4日
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