指定文化財

阿弥陀堂板碑

市指定 史跡

 149 阿弥陀堂板碑.PNG

 板碑いたびは鎌倉時代に起こり、ほぼ中世に限って造立された板石塔婆いたいしとうばです。この板碑は上大桶阿弥陀堂共同墓地の奥に、一般の墓石と並んで建てられています。通常、頂部は駒形にし、三角部の下に二段の切込みや突出部をもうけますが、この板碑は自然石のため頂部がありません。また、関東に多い緑泥片岩製でもありません。正面に阿弥陀三尊の種字があり、「嘉暦二年十一月八日 主君御為造立所也 敬白」と刻字されています。鎌倉時代の1327年に建立されたもので、自然石で、目的銘刻字は極めて珍しく貴重なものです。

  • 指定番号:第89号
  • 指定年月日:昭和58年12月7日
  • 所在地:那須烏山市大桶
  • 所有者・管理者:個人
  • 形状・寸法:高さ144cm、上幅35cm、下幅66cm、厚さ23cm,16cm

 

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