指定文化財

御救小屋跡

市指定 史跡

 お救い小屋跡

 天保7年(1836)の「烏山仕法」の際、飢えた領民を収容して、炊き出しが行われた場所の一部です。天性寺本堂と庫裡のほか、参道脇の空地に12棟の小屋を仮設して、12月1日から翌年の5月5日までの約150日間、お粥の炊き出しを行いました。申告人数981人、1日平均750人の飢民を収容し、延べ112,539人を救済しました。お救い小屋を建てた範囲は特定できませんが、その一部が「円応公園」として残されています。昭和13年(1938)、円応和尚と菅谷家老の功績を讃える地元有志の方々により、参道石段脇下に記念碑「慕其徳」が寄進・建立され、その後、現在の「円応公園」に移されています。

  • 指定番号:第12号
  • 指定年月日:昭和37年3月8日
  • 所在地:那須烏山市南
  • 所有者・管理者:天性寺

 

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