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指定文化財

鹿島神社本殿 附置札・鏡・宗源宣旨

市指定有形 建造物

30 鹿島神社本殿 附置札・鏡・宗源宣旨.jpg

 この本殿は、森田大田原氏の五代大田原清在によって享保18年(1733)に再建されたものです。本市において武士のみによって建立・維持管理(明治初期まで)された社殿は宮原八幡宮と当社のみです。また、三間社流造もこの二棟だけです。蟇股や笈形おいがたの彫刻、枇杷びわ板の彩色絵画、斗栱ときょうの置き上げ等、内法長押うちのりなげし上を装飾する享保期の代表的作例です。置札に棟梁(古谷又右衛門)、彫工(岡本兵衛)、作事奉行(北条武右衛門)の名も見え、地方色の少ない洗練度の高い社殿として当地方における貴重な建築遺構と考えられます。当神社の鏡は、享保16年(1731)2月に記名入りで鏡面の大きさは36cmと別格のもので、当市において、御神体を鏡とした最も早い例とみられます。鏡には宗源宣旨そうげんせんじにより正一位と刻されています。

  • 指定番号:155号
  • 指定年月日:平成26年6月23日
  • 所在地:那須烏山市森田
  • 所有者・管理者:鹿島神社

 

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