指定文化財

川俣家文書(弓術関係文書他)

市指定有形 古文書

 110 川俣家 文書 弓術.jpg

 本文書は、弓術に関する資料及び川俣家の系図等で、全60数巻からなります。巻物仕様で保存状態もよく、弓の原初解説から小笠原流弓術が完成するまでの経過を抜粋し、小笠原流の口伝を書き記したものです。巻物の大部分は、図解による弓・弦・矢各部分の解説及び歩射・騎射・弦の張り様・弓的の種類・弓射法・弓術儀式・矢羽の仕様・弓射の歌等が絵入りで詳しく記述されています。表記は変体仮名と漢文とに分類されます。記述年代は、元亀げんき年間から天正年間(1570~1592)頃と思われますが、資料中に江戸時代の年号も見られることから、長期間にわたり書き記されたものと考えられます。

  • 指定番号:第111号
  • 指定年月日:平成5年10月1日
  • 所在地:那須烏山市小木須
  • 所有者・管理人:個人
  • 形状・寸法:巻数66点(62巻、3冊、1折)

 

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