指定文化財

下境佐々良獅子舞

市指定 無形民俗

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 稲積神社二百十日祭の前日、8月31日(現在は8月最終日曜日)に、風土安穏と五穀豊穣を祈願して「渡りびょうし」など15種目の舞(ひょっとこ踊り、おかめ踊り、棒術を含む)と佐々良歌を奉納するものです。かつては水神様、天神様及び氏子の氏神様、村役宅でも奉納されていました。現在は、下境地区の4つの組(上・西・下・尼寺)の輪番制で行い、当番地域の協力体制によって継承されています。役割と人数は、獅子頭・獅子子6人、棒術4人、笛吹き3人、花笠4人、ひょっとこ・おかめ踊り4~5人、人払い2人、獅子舞付き人3~4人、佐々良歌3~4人などです。稲積神社元宮司の口伝記録(天明3年)によると、江戸時代中期の宝暦元年(1751)、当地に移住した個人の所有でしたが、明治初期に大字下境に委譲されました。その後、昭和35年(1960)から20年間、諸般の事情により中断していましたが、継承・保存の意向が高まり、昭和62年(1987)、「下境佐々良獅子舞しもざかいささらししまい保存会」の会則が定められ、当番一巡後の平成元年(1989)に同会が発足して再興しました。

  • 指定番号:第94号
  • 指定年月日:昭和59年9月11日
  • 所在地:那須烏山市下境
  • 保存団体:下境佐々良獅子舞保存会

 

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