指定文化財

阿弥陀堂千体仏

市指定 有形民俗

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 像は阿弥陀堂あみだどうの東西両壁面に釘打ちされていて、現存するのは約700体です。全部地蔵菩薩が刻まれています。若林文書「寺社町諸願触訴裁許控帳」によれば、元文げんぶん2年(1737)9月、佐久山領柏崎村の宗伯が千体仏を彫像したので、太平寺に安置されたいとの願書により10月裁許されたとあります。千体仏せんたいぶつ信仰は平安以降ひろまり、江戸期には一般庶民にまで普及しました。県内でもいくつか知られていますが、作者・制作年代等来歴の明確なものとして貴重なものです。

  • 指定番号:第92号
  • 指定年月日:昭和59年5月23日
  • 所在地:那須烏山市滝
  • 所有者・管理者:太平寺/宝蔵寺(宇都宮市)
  • 像高:30.3cmのもの10体、21.2cmのもの100体、15.1cmのもの890体

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