道祖神
市指定 有形民俗
道祖神は、道禄神(道陸神)・賽の神などとも呼ばれ、外部からの悪疫等の侵入を防ぎ、村人を守るために村境や峠、辻、橋のたもとなどに祀られました。呪物には、自然石、丸石など原始的なもの、加工した陽石、陰陽石、文字塔、双体道祖神などがあります。後世、旅人の安全、生産、夫婦和合の神などとしても信仰されるようになりました。下境後石原河岸の口にあるのは、男根の形をした自然石です。口伝によると、明治初年の大洪水で、那珂川上流から流れてきて、那珂川と荒川の合流地点下境の岸辺で発見され、村人が河岸の口に祀ったとのことです。男根の道祖神は、ほとんどが加工されたものですが、この道祖神は無加工である点、極めて珍しいものです。
- 指定番号:第60号
- 指定年月日:昭和45年11月16日
- 所在地:那須烏山市下境
- 所有者・管理者:下境連合自治会
- 形状・寸法:高さ55cm、上幅47cm、下幅56cm
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- 2022年11月4日
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