指定文化財

興野ささら獅子舞

市指定 無形民俗

 132 興野ささら獅子舞 

 市内興野地区と大沢地区の鎮守である日枝ひえ神社の例大祭に奉納される獅子舞です。天保年間(1830~1844)に、武茂むも領片根地区(現那珂川町)に継承されていたものを、師匠の武茂久治という人が興野に来てその技を伝え、奉納するようになったものと伝承されています。現在は、興野上・中の5自治会が輪番制で10月第3日曜日、豊年と災厄退散を祈願して奉納しています。3頭の獅子(大獅子・雌獅子・中獅子)が太鼓の音曲に合わせて腰太鼓を打ちながら、「花かご」、「庭見」、「いねむり」など10番を舞い、その間に道化(ひょっとこ・おかめ・ひょうふき)がきょうを添えます。獅子頭内の墨書により、1頭は、文政13年(1830)銚子住人松永治助改め吉田平吉が、他の1頭も同年、上小瀬かみおぜ(現 常陸大宮市)の藤吉が作製したものと思われます。獅子を舞う子どもは興野全地区内の小学4~6年生の中から毎年選ばれます。この継承に関しては、昭和53年(1978)に設立された「興野ささら獅子舞保存会」の方々が尽力しています。

  • 指定番号:第30号
  • 指定年月日:昭和39年6月22日
  • 所在地:那須烏山市興野
  • 保存団体:興野ささら獅子舞保存会

 

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