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指定文化財

宮原八幡宮観世流太々神楽

市指定 無形民俗

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 宮原八幡宮みやばらはちまんぐうに伝わる神楽で、舞は36座あり、昔は3日3晩踊ったとされています。現在の上演は、9月中旬に行われる宮原の敬老会で、惣禮舞そうれいまい住吉すみよし舞・おきな舞・けん舞・稲田姫いなだひめ舞・山田大蛇やまたのおろち舞・素盞鳴命すさのおのみこと舞・童戯どうげ脚摩乳神あしなずち舞・岩戸舞・農業舞などを演じています。各演目の舞は口伝秘法ですが、「神代舞御神楽式書」という記録も参考にして習得・継承されています。明治17年(1884)、宮原八幡宮祠官の斎藤松寿が伊勢神宮権禰宜退官の際、神代舞神楽の面と用具(太鼓・大拍手・笛、衣装など)を譲り受けて帰郷し、神楽の発起人となりました。当初、斎藤主膳を師匠とし、氏子が習得して例大祭(9月15日)に奉納してきました。その後、師匠と若衆、講員が代々習得・継承してきましたが、一時、後継者難のため中断したこともありました。昭和58年(1983)、「宮原八幡宮太々神楽保存会」が結成され、年齢層ごとに後継者も育成されていて、今では定期的に練習を行い、地域の催事などでも舞を披露しています。

  • 指定番号:第93号
  • 指定年月日:昭和59年9月11日
  • 所在地:那須烏山市宮原
  • 保存団体:宮原八幡宮太々神楽保存会

 

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