窓やベランダからの子どもの転落事故にご注意ください!
転落事故は特に1~3歳の子どもに注意が必要で、春から夏に多く見られます
こども(14歳以下)が住居などの窓やベランダから転落する事故は、厚生労働省「人口動態調査」(平成22年から平成26年まで)では死亡事故が92件、東京消防庁の救急搬送データ(平成23年から平成28年まで)では救急搬送された事故が218件となっています。
救急搬送データを年齢別に見ると、危険への認知が低い1~3歳の子どもの窓からの転落事故が多く、軽症が多いものの注意が必要です。
また、転落事故は窓を開けたり、ベランダに出る機会が増えたりする春から夏に多く見られます。
高所からの転落は、生命に危険を及ぼす可能性が高く、十分な注意が必要です。
住居などの窓やベランダから子どもが転落する事故を防止するため、保護者の皆様は、主に以下のことに注意しましょう。
(1)子どもの行動や居場所を把握するなど、見守りを行いましょう。
- 開いている窓やベランダの出入口に、子どもを一人で近寄らせないようにしましょう。
- ベランダを子どもの遊び場にしないようにしましょう。
- 子どもだけを家に置いて外出しないようにしましょう。
- 理解できる年齢の子どもには、転落の危険性を分かりやすく教えましょう。
(2)子どもの発達に応じ、日頃から転落を未然に防止する環境を整えましょう。
窓やベランダの手すりの高さには、法令等の基準(1,100mm以上)がありますが、近くに足がかりとなるものがあると、子どもは乗り越えることができます。以下の安全対策を施しましょう。
- 子どもが窓から外に出たり、ベランダに一人で出たりしないように、窓やベランダの出入口を施錠しましょう。
- 窓やベランダの出入口の子どもの手が届かない所に、補助錠やストッパーを付けるなどの工夫をしましょう。
- 窓の近くに足がかりとなる家具などを置かないようにしましょう。
- ベランダの手すりの近くに足がかりとなる物を置かないようにしましょう。
(3)窓やベランダの手すり、窓の網戸等に劣化がないかを定期的に点検しましょう。
- 窓やベランダの手すりや構成部品にがたつきや腐食、脱落などがないか点検しましょう。
- 窓の網戸が外れたり、破れたりしていないか点検しましょう。
- 窓のサッシが外れたり、鍵が壊れていたりしないか点検しましょう。
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- 2022年6月24日
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