堀家関係文書(6点)
市指定有形 歴史資料
堀家は、親良・親昌親子2代で45年間、烏山城主を勤め、山頂本丸への登城道「七曲り口」と「十二曲がり口」の整備、城主居館「三の丸」の山麓への新築造営、本格的な検地などの治績で知られています。古文書は、「寄進状」(3通)と「乍恐以書附願候事」、「短冊」(親昌の短歌)、「表具箱作成承諾」です。「寄進状」は(1)寛永10年(1633)、堀親良が天性寺に高8石を寺領として寄進したもの。(2)親良の子親昌が寛文12年(1672)の信州飯田転封に際し、「永昌院茶湯料」(自害したお六姫の供養料)として田畑20石を寄進したもの。(3)文政12年(1829)から「永昌院茶燈料200疋」を年々寄進するという「覚」書です。これは157年前に寄進された田畑を耕作する者に不幸が続くため借りる者がいなくなり、年貢が納入できないと住職が訴えたため、堀家から天性寺に届いたものです。
- 指定番号:第72号(2)
- 指定年月日:昭和46年3月23日
- 所在地:那須烏山市南
- 所有者・管理者:天性寺
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- 2022年11月4日
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