指定文化財

円応関係文書(4点)

市指定有形 歴史資料

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 円応和尚は、江戸時代末期に烏山で活躍した天性寺第34世の住職です。同寺に関係古文書4点が所蔵されています。(1)「綸旨りんじ」の写しは、円応が天性寺に来る以前の文化8年(1811)、奥州柴田郡(現宮城県)の松山寺住職当時、荒地皆8津などの功績により、朝廷の左少弁職さしょうべんしきより総持寺住持職そうじじじゅうじしょくを通達されたものです。(2)天保5年(1834)7月、円応による烏山領内荒地帰発と百姓とりたての第2次7ヶ年計画を承認した文書です。(3)「感状」(表彰状)は、天保7年12月、烏山城主大久保忠保から授与されたものです。(4)「口上覚」は、天保8年、那須余市宗隆650年忌法会修行に当たり、破損した那須余市宗隆の尊像と霊殿を修復するため、那須家縁者や旧家臣に、資金を拠出して欲しいと円応が願い出た文書です。なお、円応はこの文書作成直後に病死し、願いは叶えられませんでした。

  • 指定番号:第69号
  • 指定年月日:昭和46年3月23日
  • 所在地:那須烏山市南
  • 所有者・管理者:天性寺

 

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