烏山城大手門親柱礎石(1対)
市指定有形 歴史資料
寛永17年(1640)、烏山城主堀親昌が烏山城に初めての大手門を建てました。開口12間、奥行き4間、中央に観音開きの大扉を左右に付け、その両側には長屋部屋を備えていました。この門は公式行事や吉事の時には開かれましたが、通常は閉ざされていて、城内の出入りは別の通用門を用いました。場所は、現在の中央1、2、3丁目の接点近くにありました。これは、その親柱の礎石であったものです。材質は白河石、縦約64cm、横約61cm、高さ約24cm、親柱枘受穴、門扉主軸金具受鉄板があります。大手門は、明治15年(1882)に熊田の個人宅に長屋門として移築されましたが、大正年間に解体され、その屋敷跡を引き継いだ方の厚意によって寄贈されたものです。
- 指定番号:第51号
- 指定年月日:昭和45年3月13日
- 所在地:那須烏山市中山(旧七合中学校敷地内)
- 所有者・管理者:那須烏山市
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- 2022年11月14日
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