お六姫遺書写
市指定有形 歴史資料
この遺書写は天保凶荒の際、烏山仕法の中心人物であった家老菅谷八郎右衛門が書き写したものとされ、姫の真筆の所在は不明です。お六姫は、烏山城主堀美作守親良の娘で、時の城主親昌の妹でした。寛永7年(1630)に生まれ、長じて一族である家老堀新左衛門重親の嫡男左近に嫁ぎ、一子権之助を生んだ後、えん罪により耐え難い暴虐を受け、慶安3年(1650)1月9日、遺書を残して20歳を一期として自害しました。姫の自害により、権之助は城主親昌の室に引き取られ、夫左近は打ち首、義父母は追放、所払いの処分を受けてこの事件は落着しました。姫の法名は、永昌院殿花屋妙春大禅定尼、位牌は天性寺に安置されています。
- 指定番号:第27号
- 指定年月日:昭和39年6月22日
- 所在地:那須烏山市金井
- 所有者・管理者:個人
- 形状・寸法:巻物 一巻
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- 2022年11月4日
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