指定文化財

烏山仕法関係文書(8点)

市指定有形 歴史資料

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 天保7年(1836)の飢饉・不況時に、烏山藩が導入した報徳仕法(通称「烏山仕法からすやましほう」)に関する文書、8点が天性寺に残されています。円応和尚が授与された「感状」は、天保7年飢饉発生時、藩家老菅谷八郎右衛門と共に、桜町(現真岡市)の復興に成果を上げていた二宮金次郎に飢民救済と荒地開発事業を懇願し、その導入に尽力した功績に対するものです。天保8年11月の「下知書」は、新田役所及び郡役所から上境村開発の元方宛に出した文書で、緊急備蓄用の籾を毎年立ち合いの上確認し、保管して置くようにとの命令書です。また、「規定書」はそれを受けた元方らが決めた確約書で、村役人を通して藩に提出したものです。

  • 指定番号:第72号(1)
  • 指定年月日:昭和46年3月23日
  • 所在地:那須烏山市南
  • 所有者・管理者:天性寺

 

 

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