徒党強訴逃散禁止制札
市指定有形 歴史資料
制札の年号、明和7年(1770)は烏山城主大久保忠喜(4代)の時代です。長年、高札場に掲げてあったため、暴雨にさらされ墨色が薄くなり、わずかに墨跡が浮き出た部分からやっと判読できる状態です。内容は、百姓が集まって相談する事(徒党)の禁止、百姓一揆(強訴)の禁止、村を捨て逃げ出す事(逃散)の禁止、さらに以上について密告した者への褒美の事が記されています。封建制度下の圧政・重税に苦しんでいた農民の様がしのばれる歴史的に貴重な資料です。
- 指定番号:第52号(2)
- 指定年月日:昭和45年3月13日
- 所在地:那須烏山市大桶
- 所有者・管理者:個人
- 形状・寸法:最大縦35cm、横72.5cm、厚さ1.78cm
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- 2022年11月4日
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