木造 仁王像
市指定有形 彫刻
寛文元年(1661)、烏山城主堀美作守親昌が滝田村に菩提寺東江寺を建立した時に、仁王門と仁王像を建造しました。寛文12年(1672)に堀家が信州飯田へ転封の際、これらを太平寺へ寄進したものです。従ってこの仁王像の制作年代は寛文元年頃と考えられます。画像は、寄木造、全身彩色、虹彩のみ玉眼嵌入、非常に奥行きがあり、量感に溢れています。その性格上、威嚇の表情・姿態を持ち、筋肉の躍動を誇示しています。
- 指定番号:第5号
- 指定年月日:昭和37年3月8日
- 所在地:那須烏山市滝
- 所有者・管理者:太平寺/宝蔵寺(宇都宮市)
- 形状・寸法:像高300cm
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- 2022年11月4日
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