指定文化財

木造 二十八部衆像

市指定有形 彫刻

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 二十八部衆像にじゅうはちぶしゅうぞうは、千手観音の眷属(主尊の従類)です。全像とも、桧材、寄木造で衣褶いしゅうの部分に金泥彩線が見られます。像全般に亘り幾度か修理が施されており、各像の台座裏には「昔古三度目再興」、「宝永五年戌子歳九月十一日」等の墨書があり、その時に大規模に修復されたと思われます。二十八部衆の一つ難陀龍王なんだりゅうおう台座には陰刻の墨で「難陀龍王」、「僧良栄」とありますので、本像群は太平寺に在住あるいは修行等で縁があった良栄の発願によるものと思われ、制作年代は室町時代と考えられます。現在は、二十八部衆のうち、何体かは失われています。

  • 指定番号:第4号
  • 指定年月日:昭和37年3月8日
  • 所在地:那須烏山市滝
  • 所有者・管理者:太平寺/宝蔵寺(宇都宮市)
  • 形状・寸法:像高79cm

 

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