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株式会社アヤラ産業(企業の魅力発信事業 インタビュー動画・記事)

株式会社アヤラ産業(那須烏山市田野倉779-1)製造業

那須烏山市田野倉に事業所を構え、地域の製造分野の牽引企業として活躍する株式会社アヤラ産業。
代表であり、地元の若手経営者の善き先輩としても尊敬を集める中村社長にお話を伺いました。

中村社長の略歴を教えてください。

代表取締役の中村恵之と申します。生まれも育ちも旧烏山町です。

アヤラ(1)

街を一望できる毘沙門山からの景色が子どもの頃から好きだと語る中村社長。
漫画喫茶が開けるくらい漫画が好きという意外な一面も聞かせてくださりました。

 

地元烏山高校卒業まで地元で育ち、大学進学に合わせて神奈川県へ。そのまま会計事務所に就職しました。
同じころ先代代表の父がアヤラ産業を立ち上げたので、将来は会社を継ぐということを意識していました。
就職して5年程経った頃に父の体調の問題で後継者として戻ることになり、それから20年程代表として仕事をしています。

アヤラ(2)

 

2代目代表として20年にわたり経営に取り組まれてきたのですね。アヤラ産業は中村社長から見てどんな会社でしょうか?

従業員全員が前向きな会社ですね。

「前進あるのみ。やるしかない」を掛け声にして創業当時から取り組んでいます。困難に自分から飛び込んでいこうという気持ちでやっているし、従業員の前向きな姿勢から代表の私自身が刺激を受けることもあります。

経営理念としては「私達は、御客様あってのアヤラの精神に徹し、創意と工夫で己を磨き、技術を高め、“求められる会社、人”造り経営を目指します」を掲げており、この理念を従業員の意識の中で慣習化させるよう努めています。

アヤラ(3)

実践のためには、従業員同士の関係もお客様との関係も、想いのベクトルが同じ方向を向いていないと良い仕事はできません。
そのベクトルを同じ方向に向かせることが経営者の大切な役割と会計事務所の下積み時代に学んだので、意識して従業員と向き合っています。

後継ぎとして戻ってきたばかりの頃はなんでも自分の力でやろうとしていた時期がありましたが、現在は仲間に頼りながらそれぞれの主体性を引き出すような会社経営を行っています。

アヤラ(4)

 企業の前進あるのみという前向きな姿勢と、組織作りのための中村社長の取り組みを聞かせていただいたところで、アヤラ産業様の事業内容についても詳しく聞かせてください。

製造業者として、自動車や医療機器メーカー、家電、民生品など多岐にわたりますが、お客様が製品を作る際の専用機や、品質を保証するための検査機を作ってほしいという要望に対してオーダーメイドで設計から部品加工組み立て、ソフトウェアを入れて作り上げるところまでを一貫して請け負っています。

わが社の特徴として、設計専門や加工専門といったわけではなく、設計・加工・組み立て・電気制御まで一貫して行える点が挙げられます。このような企業はそう多くありませんので、弊社の優位性と言えます。

かつ、分業の仕組みも体系化されており、約束のスケジュール通りに納品することができるので、お客様に喜ばれるところかと思います。

 

アヤラ産業様に訪問し、従業員の皆さまが気さくで温かい印象を受けました。従業員としてどのような方が活躍されているのかも教えてください。

男性20名弱に対し女性が55名程が働いています。製造業では男性が多いケースが殆どなので珍しいと思います。

年齢で言うと高齢で75歳から高校新卒の18歳までの幅広い年代で働いています。定年は60歳で再任用は65歳までとうたっていますが、本人が希望してくれればその後もお仕事をお願いしています。多くの方は65歳以降も体が動くうちは働きたいと言って残ってくれています。

アヤラ(5)

 

現場は20代から30代が中心に活躍してくれており、彼らが将来の会社を担ってくれると思っています。

また、従業員同士の親睦機会も大切にしています。近年は感染症の問題で実施できていませんが、毎年の従業員旅行、花見やバーベキュー、忘年会や創立記念行事などが恒例行事です。
前向きに参加してくれる従業員の数は、会社が元気であるかどうかのバロメーターとも言えます。
自由参加にもかかわらず、ほとんど全員が親睦機会には参加してくれており、周りの経営者からは珍しいと言われますね。

アヤラ(6)

若い従業員とマラソン大会にも参加しており、「打ち上げで皆と食べる焼き肉が美味しい」と笑顔で話してくださいました。

 

従業員の働き方を見ていて感じることはありますか?

従業員が、組織の状況改善のために主体的な行動を起こすようになってきたのを感じています。
問題が発生しても現場で調整してくれているので、以前と比べ経営者のところまで未解決の問題が上がってこないようになりました。
問題が早期解決した後に私の耳に入ってくることが増え、組織として成長しているなと感じます。

一方で私自身も図面や配線を従業員とやりたいと従業員に話すと、「社長にはほかにやるべきことがありますよね」なんて言われてしまったり。
頼もしく感じるし、従業員と冗談を言い合えるフランクな関係が嬉しいですね。

アヤラ(7)

社長自ら工場内を案内してくださいました。従業員との親しみのあるやり取りや、設備について活き活きと説明してくださる様子が印象的でした。

 

経営者と従業員が家族のように信頼関係が出来上がっているのですね。そんなアヤラ産業様がこれから取り組もうとしていることについて教えてください。

那須烏山市内の興野小学校跡地を購入しまして、AKV(アヤラ興野ビレッジ)構想を進めています。廃校の敷地をリノベーションし、もの作りの拠点にとどまらず、従業員や海外からの労働人材が親睦を深めながら過ごせる複合施設を作りたいと考えています。

アヤラ(8)

旧興野小学校

かつてのアヤラ産業は残業が多く、“一日中電気の消えない会社”と呼ばれることもありました。かつてはそれが本気で仕事に打ち込む勲章のように嬉しく感じた時期もありましたが、時間の管理をしながら同じ価値を生み出せるようにしないといけない。
AKVの実現を通じ、従業員の金銭以外の価値観も満たせるような、わが社ならではの働き方改革を形にしていきたいです。

アヤラ(9)

中村社長の娘さんが描いたという興野小学校の跡地を活用した未来予想図

 

今後の展開がますます楽しみですが、会社のビジョン実現のためにどんな人材を求めているか教えてください。

感染症拡大の影響で産業構造の変容が10年程前倒しでやってきました。様々な仕事がオンライン化されたことにより、地方にいながら首都圏の大手企業と変わらない仕事もできるようになってきています。
地元を大切にしながら製造業トップクラスの仕事に取り組める環境を創っていきたいので、その趣旨に賛同してくれる方が良いですね。

また、既存の在り方を変える提案力と行動力を持った人材が加わることで、組織の活気づくことも期待しています。
インターンなどは積極的に受け入れるようにしているので、是非会社に興味を持ってもらいたいと思っています。 

アヤラ(10)

 

最後に若者に向けたメッセージをお願いします。

誰しも一人で生きているわけではないので、社会や家族への感謝の気持ちを持ち、思いやりを大切にしてほしいです。

近年は個人の価値観を尊重する社会になってきています。
自分の価値観を大切にできる社会はとても良いことですが、社会や組織に対して個が優先されすぎてしまうとバランスが崩れてしまう。
職場の中でも周りのことを考えて動ける人材は同僚ともうまく関係を作れるし、お客様との関係作りもうまくいっています。

郷土愛や家族愛といったものを意識したうえで日々を過ごしてもらいたいなと思います。

 

従業員への優しさと仕事への情熱が感じられ、こんな会社で働きたいと思えてしまう魅力的なお話でした。中村社長ありがとうございました!

中村社長のほか、若手従業員代表として山菅里佳子さんにもお話を伺うことができました。

自己紹介をお願いします。

 管理部の山菅里佳子と申します。出身は茂木町で、アヤラ産業に就職して4年目になります。
自分の適性と向き合った上で事務系の仕事を探していたところ、アヤラ産業と巡り合いました。現在は管理部という部署で事務の仕事を担当しています。

アヤラ(11)

大学では動物系の学校に通い、部活は動物看護研究部という部活に所属していたそうです。

 

就職してみて感じた印象を教えてください。

上司先輩の皆さんが優しいので、仕事がうまくいかないときや突発的なお仕事が入ったときも、皆さんにサポートしていただきながら取り組める環境です。
最近は感染症の都合で開催できていませんが、親睦会の場では所属する部署も関係なくみんなで盛り上がって、話が絶えないのがいいところだと思っています。

アヤラ(12)

急ぎで納期を対応した時などお客様が喜んでくださったときに仕事のやりがいを感じると聞かせてくださいました。

 

これから社会人になる若者へのメッセージをお願いします。

 

自分の興味のあることだけでなくいろんなことにチャレンジしてほしいです。
一見興味がないことでも、経験を積み重ねるほど視野が広がっていきます。
いろんなことに触れたうえで自分のキャリアと向き合うことが大切だと思うので、頑張っていただきたいです。

 

山菅さんの誠実な様子から、前向きかつ真摯に業務に打ち込む会社の姿勢を感じることができました。
貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

  

今回取材を受け入れてくださった株式会社アヤラ産業様の詳細はこちら

URLhttps://ayala.co.jp/

令和3年12月取材

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは商工観光課 商工振興グループです。

烏山庁舎1階 〒321-0692 栃木県那須烏山市中央1-1-1

電話番号:0287-83-1115 ファクス番号:0287-83-1142

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